起業のためのロードマップ(臆病者の方法)は2つあります。あなたはどちら?
この記事は「シノブラジオ」の覚え書きです。本編が気になったら、下記のラジオのほうもお聴きください。
>>シノブラジオ
臨床心理士・公認心理師の高間しのぶです。志木市のソレア心理カウンセリングセンターでカウンセラーとして働いています。今日は晴天の春でしたね。
■テーマ
起業のためのロードマップ(臆病者の方法)は2つあります。あなたはどちら?
起業にはまず、スキルが必要です。
①現職の延長線上で起業する場合と、②現職と違う領域で起業する場合を整理しました。
ちなみに私は、この両方を経験しています。そしてこの記事は、自分の息子に向けて書いています。笑
ただ、この話は私が体験した道にすぎず、人にはそれぞれものさしがあってみんな違うので、これが正しい!これが最短!ってのは、ちょっと違うと思います。だから、押し付けではありません。しかし、臆病な人にはこれくらいがちょうどいいかもと思います。
◇こんな悩みをもっている人へ
・これから起業を考えているが、なかなか踏み切れない
・起業したが、思うように稼げない
◇そんな人がこの記事を読むと、
・起業には何が必要で、どのくらいの準備期間が必要なのかが分かる。
・自分が臆病と思う人にはちょうどいいでしょう。
■スキルは仕事(ボランティア)で学ぶ
仕事で学ぶのは、常識ですね。これを知らない人は、まず現在の仕事を集中してやってみて、どのくらい吸収できるのかを体験することです。吸収できない仕事など存在しません。
・資格を取ってもスキルは身に付かない
・けれど、お客さんのためには資格が、権威性にもなるし、安心を与える
⇒だから資格は取っておきましょう。できれば公的な資格がベター。
メモ
これから心理職を目指すなら、臨床心理士の資格、取っておいたほうがいいです。若い人なら、公認心理師より臨床心理士をおススメ。ある程度の年配の経験者の方なら、現任者として公認心理師試験を受けましょう。
■①現職の延長線上で起業する場合
⇒一番安全
・私の第一の起業はこっちだった。1991年のこと。テクニカルライターとして起業しました。それまでは社内で、編集者として2年、テクニカルライターとして6年、合計8年の実績を積んでからの、同じ業種への独立でした。
・現職でスキルを最大限吸収し、
・人脈を作り
・起業
この3ステップで起業しましょう。
■②現職と違う領域で起業する場合
・私の第二の起業はこっちだった。スタートは2001年くらいでしょうか。副収入が本職の収入を越えたのは、2012年前後でした。2012年より前は、テクニカルライターと心理職の二足のわらじを履いていました。
違う領域で食べられるまで、だいたい10年はかかったわけですね。
メモ
新しい職種をやる場合は、この二足のわらじが良い。仕事はキツイですが、精神的には安定するのでおススメです。キツクなるので、できるだけ若い頃に、体力があるときにやるのがコツでしょうか。
◇スキルをどうやって身に付けるか
・学校(資格のため)
・ボランティア
◇いつ起業するか 心理の場合(ITなどの場合はもっと短いでしょう)
・資格(数年)
・ボランティアでスキル磨く(数年)
・副業で収入を得始める
・副収入が本業の収入を越えたら、本業を辞めて起業☆ここで起業
つまり②現職と違う領域で起業の場合、それが本職になるまで10年ほどの時間が必要ということです。(心理職の場合)
■まとめ:起業するときは、自分のスキル量を見定めること
・現職の関連領域で起業するのが、まぁ安全で、おススメ
・でもそれがつまらないなら、自分のやりたい分野での起業もあり。そのときはスキルがたっぷり身に付いてから独立を。
現職と違う領域で起業するときの二足のわらじの吐き方については、下記をどうぞ。