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人を許すために必要なこと|他人や自分への怒りの感情が減少すること

この記事は「シノブラジオ」の覚え書きです。本編が気になったら、下記のラジオのほうもお聴きください。
>>シノブラジオ

臨床心理士・公認心理師の高間しのぶです。埼玉県志木市のソレア心理カウンセリングセンターでカウンセラーとして働いています。

■テーマ

人を許すために必要なこと|他人や自分への怒りの感情が減少することが必要

◇こんな疑問や悩みを持っている方に
・人を許せなくて身もだえしている
・人のことばかりか、自分のことも許せない

◇そんな人がこの放送を聴くと、
・許すということはどういうことなのかがわかる

■人を許すということ

人を許せない人は、自分も許せません。自分を許すことが最大の山場となるでしょう。
→自分を許すのは難しい。他人を許せても、自分は許せない。
→自分を許すことができれば、他人を許すことは簡単。
→自分が充足しているので、他人に嫉妬などを覚えることもない。
→バナナの話

■感情はあまのじゃく

しかし、自分を許すということは、なかなかできるものではありません。自分を許そうと思うと逆に追い詰めていくのが人間の心理です。
→人のこころはあまのじゃくにできている
→怒りを鎮めようとすると、巨大化してしまう
→すべての感情はあまのじゃくにできている

■感情は順番にカタが付いていく

打つ手がないように見えますが、許そうとする行為の背景の感情を整理していくことです。その後ろには大きな怒りなどの感情が渦巻いているのではないでしょうか。
→許すは思考です。その背景の感情をみる
→大きな怒りがありそうです。
→つまるところ感情の処理の話になります。
→感情は順番に体験していき、あきらめへ至る

■まとめ:許そうと思うと許せない

・許すのは思考であって感情ではない
・許すの背景には、怒りの感情がある
・怒りの感情を体験することが必要

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