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【卒note】内定者インターンを卒業します。入社前に、イチ生活者としてN1分析をやってみました。
内定者インターンを卒業します、まい(@maimai07_yy)です。
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大学院では湿地で植物と昆虫のフィールド調査をし、先日修士論文を書き終わりました🐸
部活動ではジャグリングをしており、昨年やっと日本一になれました🤡
この記事では内定者インターンの振り返りと、入社までにやっておくべきことをまとめていこうと思います。
内定者インターンの振り返り
今まで書いたnoteを紹介
私が配属となったのは「マーケティング本部」。マーケティングについて全くの素人だった私は、
「自社マーケティングとはどのような仕事をするのか??」
という疑問を解消すべく、先輩社員に突撃インタビューを行ない、業務内容や目的、KPIについてまとめました。
ご協力いただいたマーケティング本部のみやたけ(@udon_miyatake)さん、やはぎ(@soldout_misaki)さん、ゆか(@yukuwa17)さん、うしお(@daisuke_ushio)さん、ありがとうございました!
2本目は「内定者・新入社員に読んでほしいマーケティング書籍ランキング」です。
日々マーケティングの課題に向き合う先輩社員約60名のアンケート結果から、おすすめの書籍10冊を紹介しました!
圧倒的1位は西口 一希さんの『たった一人の分析から事業は成長する 実践 顧客起点マーケティング』でした。本の中で紹介されている「N1分析」を今回の記事でやってみました。(まだまだ改善の余地ありですが……)
ほかに、メディアの最新情報をまとめた隔週発行の情報誌『MEDIAまとめ』の最新情報の収集も行なっていました。
👇『MEDIAまとめ』に関しての記事はこちら。【1か月分無料で資料ダウンロード】ができるようになっています!
内定者インターンでの学び
私がこの5か月で学んだことは、
デジマ業界の専門用語
マーケティング本部の業務内容
広告代理店の仕事の仕方
です。
noteの執筆にあたっては、知らないことが本当にたくさん出てきました。
それでも、調べながら記事を書くにつれて、少しずつ理解できる言葉が出てくるようになり、とても嬉しく感じました!
👇SO Technologiesが運営するLISKULでは、デジマ業界の専門用語についてわかりやすく説明されています。
こちらのページも、よく利用していました。
また、自社マーケティングに関する記事を執筆する際、先輩社員にインタビューする機会をいただけたので、マーケティング本部の業務内容についても具体的に知ることができました。
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そして、自分が学んだ内容を記事にしたとき、同期から
「すごくわかりやすかった!入社前に知ることができてよかった」
とDMをもらえました。
💪記事を公開できたときは、ものすごく達成感がありました!
先輩社員に聞いた「入社前にやっておくべきこと」
先輩社員に「入社前にやっておくべきこと」を伺いました!
(※「学生時代を謳歌しなさい」というのが一番最初にいただいた言葉でしたが、あえてここでは違うことを教えてもらいました笑)
① 情報感度を高くしておこう!
デジマ業界は、とにかく情報のアップデートが速いです。
日々更新される情報を見逃さないよう、【常にアンテナを張っておく】【情報収集の習慣を身に付けておく】といったことがとても大切だそうです。
私がインターンを始めた22年10月から23年2月の間だけでも、多くのアップデートがありました。(👇詳しくは下記をご覧ください!)
情報を得るためのメディアは世の中にたくさんありますが、デジマ業界で働く人たちにおすすめのメディアを、内定者インターンの先輩である、はるひさ(@Haruhisa__K)先輩が記事にまとめてくださっています!
② 顧客体験をたくさんしておこう!
デジマ業界の会社に入社すると、必ず提供者の視点(支援者の視点)が入ってきてしまう。
自分が「いいな」と思ったものは、「なぜいいと思ったのか」「なぜそれが目に留まったのか」「なぜ買ったのか」など、純粋な気持ちを忘れないこと。“生活者の目線”が大切だと教えてくださいました!
そこで、
先日まとめた記事でもご紹介した西口 一希さんの『たった一人の分析から事業は成長する 実践 顧客起点マーケティング』で説明されているN1分析を参考に、
私が愛してやまない「アルフォート」について、深掘りしてみることにしました。(*まだまだ初心者なので、ツッコミどころ満載だとは思いますがご了承ください。。)
コアなファン目線で私が大好きなチョコレート「アルフォート」を分析!
私がアルフォートを愛する理由とは!?
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アルフォートミニチョコレートを毎日食べ続けて6年が経ちます。
勉強のお供に、ジャグリング練習の合間に、バイトの休憩中に、小腹を満たしたいとき、いつもアルフォートにお世話になっています。
ですが、太りたくはないので、基本は一日半箱(6個)。
テスト勉強や論文作成など、激務の際は一日一箱以上食べます。(アルフォートがなかったら修士論文を完成させられなかったと言っても過言ではありません。。)
アルフォートの便益と独自性
西口さんは本の中で、N1分析をすることで、マーケティング上で有効な「プロダクトアイデア」と「コミュニケーションアイデア」をもたらすと言っています。
商品やサービスそのものとなる「プロダクトアイデア」
商品やサービスを対象顧客に認知してもらうための手段である「コミュニケーションアイデア」
今回はアルフォートの「プロダクトアイデア」を私なりに見つけ「コミュニケーションアイデア」のヒントを探ることで、最後に広告バナーを作ります!
そしてこの「アイデア」は、「独自性」と「便益」の下図の四象限で表すことができます。独自性と便益の両方がなければ、新しい価値提案とはならず、「アイデア」ではないと考えられています。
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▍アルフォートの「便益」
便益:顧客にとって都合がよく利益のあること。それを利用することで得られる有形、無形の価値のこと。その商品・サービスが買うに値するか、時間を使うに値するかの判断を左右します。
チョコとビスケットの組み合わせで、小腹が満たされ、満足感が得られる。
一口サイズで食べやすい(大きすぎることも小さすぎることもない)。
歯ごたえもあり、ストレス解消につながる。
100円前後で買えるため、気軽に買いやすい。
12個が箱に綺麗に並んでいるため、いくつ食べたのかわかる。食べ過ぎることがない。
▍アルフォートの「独自性」
独自性:ほかにはない特有の個性であり、唯一無二とも言い替えられる、既視感のない特徴。英語では"Only-one Uniqueness"とも言える。筆者はさらに、"Never"の要素が揃っていることと定義しています。しかし、現実にはほんとうの独自性を持つ製品はすぐに模倣されてしまうとも指摘しており、独自性が弱い「コモディティ」化した製品が市場には多いと述べています。
チョコの甘さに加えて、ビスケットの食感が絶妙。
広告のターゲットをより明確にするため、インタビューを実施。広告で行動変容してもらいたいターゲットを仮に「チョコ菓子を普段食べているけれど、アルフォートを選ばない」人とおいて、友人にインタビューしてみました。
チョコ菓子は食べるが、アルフォートを食べない友人にインタビュー
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アルフォートは食べず、ガルボ(いちご味)を毎日食べる友人。
ガルボを選ぶ理由は、
お腹にたまる。
チョコなのに、サクサクとした食感がある。
手にチョコがつかないので、勉強の合間に食べることができる。
チャック付きで持ち運びできる。
、、、友人がなぜアルフォートを選ばないのか?
1粒の食べ応えが足りないと思っている。
ビスケットとチョコがザクザクしている(歯ごたえがありすぎる?)。
“ながら食べ”がしたい。
💡 なので友人には、
ガルボは1袋8個だが、アルフォートは1箱12個。お腹の空き具合によって、食べる量を調整しやすい
チョコは口の中で溶けてビスケットとなじみ、ちょうどよい食感になる
箱に入っているため持ち運びでき、いつでも食べられる
を伝えたいと考えました。
コミュニケーションに落とし込んでみた
以上を踏まえて、広告バナーを作っていきます!
▍ターゲット
チョコを日常的に食べる習慣があり、勉強や仕事などのストレスでチョコを食べがちな人
広告バナーを作ってみました
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*ほかにも広告コピーを考えてみました💦(難しかった……)
・頑張る君への優しいお供 ザクザク食べてストレス解消!
・板チョコとビスケットのチビコンビ!
・お供にしやすい1ダース!食べた分だけ頑張ろう
💡みやたけからのフィードバック
時間がない中、便益と独自性を自分なりに分析して、広告バナーまで落とし込んでくれました。新たな視点をもって商品・サービスをみる練習はこれから会社に入っても活かせると思います!仕事をしていく中で、さらに研ぎ澄ませていってみてください。
さいごに
今回、はじめてN1分析なるものをやってみました!
こんなにも自分の好きな商品について深堀りをしたことはなかったので、正直すごく難しかったです。。ですが「なぜ好きなのか」「なぜ買うのか」など、自分の行動や心理を深く考えることができて、とても楽しかったです。
最後になりましたが、先輩方、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
4月からはソウルドアウトの新入社員となり、一緒にお仕事できるのが楽しみです🌸これからもよろしくお願いします!
【執筆:まい(@maimai07_yy)】
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