休職日記/1日目
いま人生何度目かのどん底の中にいる。
1度目は友達がいなかった高校2年生のとき。
2度目は自分の才能のなさと将来に対する不安に押し潰された大学生のとき。
そして今回は、週5日9時から5時まで憂鬱すぎて働けなくなったから休職することになった。
なぜ憂鬱になったのか。そこらへんは自分でもよくわかっていない。ホワイトと言えないまでも、体調に合わせて仕事量を減らしてくれたり、親身になって話を聞いてくれようとする上司もいた。会社に対する不満がなかった訳じゃないが、メンタルを病んでしまうほどのものではなかった。
原因はわからないが、憂鬱さに心が覆い尽くされる状態になってしまった。
ただ、私自身はいまの状況を割と楽観的に見ている。
1度目のどん底の先には、未だに付き合いのある友人を見つけることができた。
2度目のどん底のあと、自分が天才ではないが無力でないことを知ったし、不安を抱えていても人生が続いていることを知った。
そんな訳で、今回のどん底もどうにかなるだろうと思っている。大した根拠も理屈もないのだが。
最後に、休職期間中なるべく日記を書いていこうと思う。
その日の出来事かもしれないし、自分の内面の話かもしれないが、それが誰かにとってプラスになればいいと思う。