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本格的なレトルトカレーvs日本の手作りカレー 2人暮らしだとコスパが良いのはどっちなのか
お店で食べた料理を気に入ったとき、また来たいと思う派と、この味はどんな風にすれば作れるのかと考える派に分かれると思う。料理好きのわたしは後者だ。
いま食べているこのメニューを家でも再現したいと思う。その原動力は単純で、レパートリーを増やしたい気持ちと、コスパが良いからだ。
そんなお店の模倣が習慣付いているわたしが、マネしようとも、どんな材料が入っていようとも全く考えないメニューがある。それがカレーだ。
ひとえにカレーと言っても、日本のとろみがついたもの、インドのスパイスがガツンと効いたものや、タイのココナッツミルクベースのクリーミーなものまで様々だ。
わたしが戦線離脱するのはスパイスがたっぷりなカレーだ。この様々な種類のスパイスを組み合わせる技術こそ、インドカレーの真骨頂(だと思う)であって、奥行きの深い味わいを作り出している。
年明けに行ったインド料理教室でも数えきれない量のスパイスがあった。
その光景を見て「なんて素敵なんだ…!」とうっとりしたけれど、それと同時に「現実的には厳しいなぁ」と思った。
なぜかと言うと、1つ1つのスパイスは高額なものではないけれど、インドカレーを作るとすればその頻度が低いからだ。沢山の種類を少量ずつ使うとなると、一生かかっても(大げさ)使い切れない。
コリアンダー、クミン、カルダモン等…他の料理で使い方が全く分からない。
なんなら家族の好みも考えれば、日常的に食べるのは日本のハウスバーモントカレーであって、奇をてらったカレーではない。
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最近はレトルト製品も優秀で、本格的と良い口コミを度々聞く無印良品は、今調べてみたら30種類近くも出ていた。
ただ、これは素材にこだわっているからか、ブランド代か分らないが税込みで350-490円と結構お高め。その分、インドカレー屋さんで食べるような味が再現されていて満足度も高い。でも日常的に食べると言うよりは、ちょっとしたご褒美に買う値段だ。
一方で家庭の手作りの良さは一度に大量、そして本格レトルトを買うよりも安く作ることが出来ることだ。
材料費をざっと計算すると、お肉(我が家は豚肉派)300円、じゃがいも、にんじん、玉ねぎ各50円、カレールー200円、合計650円。調理時間は30分ほど。
一度に六食分は出来るので、一食当たり110円ほど。値段だけで言えば圧倒的に家庭での手作りがコスパが良い。
しかし、その手作りも2人暮らしだと、夜朝夜と三食は確実にカレーになり、普通レベルのカレー好きには量が多すぎる。
最初の晩こそ嬉々として食べるが、段々とその気持ちも薄れていき食べ切ることに気持ちがいく。
一度作ったら小分けにして冷凍保存すれば食べられるが、そこまでカレーに対する情熱もない。思い立った時に一食だけ食べたいのだ。
なので1-2人暮らしの場合、作る手間もかからず、食べたいときに食べたい量を楽しめるレトルトカレーの方がコスパが良いとわたしは思う。
編集:円(えん)