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パパは、こうだと思う。

最近、子育てって自問自答だなーと思う。

長男が駄々をこねてママをペシっと叩いた。ママが怒る。2階にいたパパも気づいて下に降りる。パパ尋ねる。「ママを叩いたの?」。長男答える。「叩いてないもん」。嘘ついた。パパ言う。「嘘ついたらダメだよ」。ハッとする。嘘ついたらいけない?でも、良い嘘もあるしなあ。俺も嘘つくしなあ、つってグルグル考え出す。こうなるともう迷路だ。こういう時はたいてい最終的に宇宙の話になって、怖くなってやめるんだ。昔からそう。

つい先日、『セブンルール』っていうテレビ番組に、桜林直子さんが出ていた。noteで見かけたことがあって、「見たことあるー」と思って番組を見ることにした。桜林さんのクッキー屋さんの話は、長くなるからまた今度にするとして、印象に残ったのは次のような話だ。

桜林さんは、こどもに「自分を知ること」を強く迫る。それは、自分を知ることで、相手の存在を大切にできるから。だから、こどもだからといって何でも親が決めるのではなく、こども自身に考えさせ、そして選択させる。

そういう考えだから、こどもに話す時にも「こうしなさい」と言うのではなく、「私はこうだと思う」と話すのだという。

そうか、親は親だし、こどもはこどもだ。あくまで対等でいたいし、こどもの個性を伸ばしたい。だから、僕も「パパはそう思う」ということにしよう。やさしいようだけど、これって本当はとっても厳しい。任せっきりにしない、委ねない、人のせいにしない。すべては自分で決める。

いずれ来る自立に備え、毎日が訓練だ。それにしても野比のび太って、いい名前だなあ。

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