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玄燈庵の暁山禅師 ~推しの老師は91歳 【国師級】

2024.11.16 更新

 和歌山県紀ノ川市にある玄燈庵の暁山ぎょうざん禅師(井上哲玄老師)は現代の名匠で、仏法の核心の部分のみを、一切の飾りなく、やさしい日本語で、真っ直ぐに示されています。禅僧というと厳しいとか恐い印象がついてまわるようですが、この老師は、いつも優しいです。

 筆者は鈴木大拙だいせつに魅せられて、独学で禅を学んできた技術系の会社員です。かれこれ 35年間、禅会や書籍やネットを頼りに探究を続け、鈴木大拙の思想の背後にあるものを追い求めてきました。

 大拙は筆者の灯台でしたが、大拙の言葉は、祖師方の言葉から真理を探究する言葉です。哲玄老師とは出会って1か月になりますが、老師の言葉は、真実から直接的に溢れ出て来る言葉だということが、日に日に、明瞭になってきました。それはもう圧倒的です。

 今年(2024年) の10月に、哲玄老師のことをネットで見つけて、現代にも本物の禅師がいることを知りました。それで、その暁山禅師ぎょぅざんぜんじを目当てに YouTube動画を検索し、さっそく視聴して、びっくりしてしまいました。

 書籍やネットに出回っている仏教の教えの数々は、いつも何となく、上手に核心を逸れているように感じていました。でも、井上哲玄老師の、2018年前後の 2, 3の動画を見てピンときました。仏道の核心を突く法話が、実にシンプルに説かれていたのです。

 それで、さっそくオンライン禅会に参加してみましたが、参加者の多くは老師の話に対して、さまざまな角度から質問をしていました。でも、そもそも哲玄老師自身が、質問を欲しがっているのですから、遠慮はいりません。

 筆者も、もし3年前に暁山禅師のお話を聞いていたら、やはり疑問だらけだったと思います。老師との対話は、私にとっては、ちょうど良いタイミングだったのです。

 21世紀に入っても無くならない戦争。これも、本当に無くしたければ、方法は一つしかありません。

 本当に、暁山禅師は日本の宝者、いえ、世界の宝者です。師は、私にとっては、「暁山国師」とも呼ぶべき、令和の名匠です。

 でも、「国師」などという政治的なタイトルは老師は嫌うでしょう。ならば、せめて「人間国宝」か「天然記念物」くらいには、大切に保護していただいても、バチは当たらないと思うのです。

 ともあれ、法を説くのは暁山さんの仕事です。筆者としては、非力ながら、暁山禅師の指導法の真価を、少しでも広く、多くの方にお知らせしていきたいと思います。

更新 2024.11.16
初回投稿 2024.10.30 Aki Z



💎オンライン禅会の案内は、禅老師の下記の公式サイトにございます。



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