
スライド1枚で伝える「玉露の美味しい淹れ方」
はじめまして。遠藤霜空です。
煎茶道 黄檗売茶流 準師範、日本茶インストラクターとして活動しています。
第1回目のnoteは、玉露の美味しい淹れ方についてスライド1枚にまとめてみました。
※Googleスライドを閲覧できない方は、以下をご参照ください。
玉露とは
濃厚なうま味(アミノ酸の味)を楽しむお茶です。濃厚な茶のエキスを抽出するため、ごく少量のお湯で淹れます。
標準的な淹れ方(3人分)
茶の量:10g
湯の量:60ml
湯の温度:50℃
浸出時間:150秒
手順
1.沸騰させたお湯とごく小振りの茶碗(30ml位)を準備します。
[Point]水道水は5分ほど沸騰させるとカルキ臭が消え、まろやかになります。
2.お湯を器に注ぎかえて、湯温を約50℃まで下げます。この際、茶碗の8分目までお湯を注ぎ、お湯の計量と茶碗を温めます。
[Point]お湯は、新しい器に注ぎかえるごとに5~10℃下げることができます。例:やかん(100℃)→ポット(90℃)→急須(80℃)→茶碗(70℃)→湯冷まし(60℃)→少し待って(50℃)
3.茶葉を10g(茶匙で5杯)とり、急須に入れます。
4.2で用意したお湯を急須に静かに注ぎ、蓋をして2分半待ちます。
5.お茶の濃さが均一になるように“廻し注ぎ”をします。
[Point]廻し注ぎとは、各茶碗に少しずづ、数回に分けて注ぎ分けることです。1椀目→2椀目→3椀目と注いだら、3→2→1と戻り、これを繰り返すように注ぎ切ります。
6.最後の一滴まで注ぎ切ります。
最後に私が開催している煎茶道教室のご紹介です。日本橋・人形町で 黄檗売茶流おうばくばいさりゅうの煎茶道教室を開催しています。煎茶道だけでなく、日本茶インストラクターの知識を生かしたワークショップも開催しますので、是非遊びにきてください。