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映画 「あまろっく」(ネタバレあり感想?など)

死ぬまで生きるで‼️

人生楽しまな‼️

死ぬまでな‼️

これが感想です。

付け加えるなら「忘れとったわ‼️」です。


「あまろっく」は予告編も見ず

兵庫県尼崎市を舞台に尼崎を盛り上げる為に

作られた街おこしコメディ映画で、笑福亭鶴瓶さん

や江口のりこさんが出演されてるので

ホッコリ笑えて尼崎の聖地巡礼的に行ってみたくな

るような発見があればいいなと勝手に想像、

イメージして行きました。

もしこれから見られる方は

実際の阪神淡路大震災の映像シーンも流れますの

でご注意ください。


ストーリー

仕事をしてるというよりは、寝てるか近所の人達と

喋ってる方が多いお気楽なお父ちゃんと、

こんな人になりたくないと父を反面教師に子供の頃

からなんでも出来て協調性のない娘。

その娘が会社に就職して、表彰される程仕事が出来

るのだが相変わらず協調性がない事から40才手前に

して突然のリストラ。

いつか忘れましたが、お母ちゃんは死別していて

お父ちゃんのいる尼崎の実家に帰り二人暮し。

そこへある日突然、お父ちゃんがハタチの女性と

結婚し、それらを受け入れられない娘との

3人暮らしの生活が始まる。

こんな感じのストーリーで合ってると思いますが

とにかく江口のりこさんが、素で出てるんじゃない

かと思う程、自然な演技と会話の絶妙な間に引き込

まれ感心してる間もなく泣き笑いしました。

笑ってスカッとのイメージだけではなく

映像以上に色々と奥深い作品で

良い意味で裏切られたそんな映画です。


自分は、どんな時も笑いに変えて楽しまないと

死にそうな時も死ぬ時も笑いにするとまわりに言っ

てきました。

そしてよくヒンシュクをかい、怒られもしました。

それでも、小さい頃からの家庭のいつも暗くて

辛い雰囲気が余程嫌だったのか

自分なりに明るく楽しくしたくなります。

笑わせるチカラもないのに自分なりにがダメなの

でしょうが.......


劇中でお父ちゃんがニコッとしてこういうのです。

「人生に起こることはなんでも楽しまな!

ワロとき」

自分はハッとしました。

最近楽しめてない、笑ってないって

あれだけ散々そうしてきたのに忘れてる!

それがスクリーンの鶴瓶さんが自分に語りかけるよ

うに思えて、映画館で涙が止まりませんでした。


よしっ!やり切ろう!生ききろうって思いました。

そしてスクリーンを出た瞬間、冒頭の気持ちになり

ました。


これはあくまで映画だからと言う方々や

様々な意見があると思います。

少なからず昔からそうやって楽しもうと

してきた自分ですが、中途半端だったんだな

やり切れてないんだなと見て思いました。


そしてもう一つハッとさせられた言葉がありまし

た。

お父ちゃんの工場で永年働いてきた人が

「お父ちゃんは○○を頑張ってきたんや」と

娘に言うセリフがあります。

そうだ今まで○○を自分も頑張ってきたのに

最近 頑張れてないと

この○○はあえて書きませんのでもし見る機会が

ありましたらという事で悪しからず。


なんとかなると言ってたらなんとかなるという

言葉も 映画のセリフではありませんが思いだしま

した。

あくまで不謹慎なつもりはなく

なんとかなってるから生きてるんだろうなと

思いますし

人は寿命というものがあると思っていまして

自分の少ない経験から

何が起きても寿命までは死なない

生きれると実感しましたので

それがいつかわからないけど

生ききろうと思います。

「人生楽しんでナンボ」です。

ありがとうは忘れません。


佐川満男さんが公開初日に亡くなられたそうです。

味のある役で、重要なセリフもありました。

ご冥福をお祈りします。

お疲れ様でした。

                                                      No.30.2024.4.19.

                                                        No.30.2024.4.19.

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