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1歳児の食事、あれやこれや

昨晩、まもなく1歳を迎える子供を持つ友人から連絡がありました。

「手づかみ食べが始まったと同時に、今まで素直に食べていた子が急に食べなくなった。投げたり、ぐちゃぐちゃにしたり…毎日疲弊してて、1日3食がつらい」

激しく共感しました。

私も娘の食事にはほんと~~~~~~に悩まされたからです。
娘は「食べる」ことに興味がなく、常に「遊び食べ」という子供でした。

生後9か月くらいから手づかみ食べを始めて、おにぎりは握りつぶす、私の顔を見ながら「にや~~」っと笑ったと思ったら、机の下にわざと落とす。
そんなことが日常茶飯事でした。
汁物を出すとお椀の中に手を入れて、ぐちゃぐちゃ~~~。
大人が使っているスプーンやお箸を欲しがり、「食べる」よりもどのツールを使って食べるか?という「食べ方」で遊んでいました。
(とはいえ、全然うまくは食べれないので、結局床にこぼれまくる)

それで、食べてくれるならまだいいのですが、結局、つぶして、落として、びしゃびしゃにして、食事量としてはぜ~んぜん減ってないというオチ。
「食べさせなきゃ!」という焦りと
「娘が食べたくなるようなものを作れていない」という罪悪感
が常にありました。

インスタで子供用の食事を投稿している友人の写真を見ては、「私が作るご飯が美味しくないから、娘は遊んでばっかりで食べないんだ」と自分を責めてたんです。

でも、それは大きな間違いでした。

2歳になり、今では遊び食べも随分と減りました。スプーンやフォークもたぶん他の子よりも上手に使うことができていると思います。
保育園の先生は「○○ちゃんは、食事の時勝手に自分で食べてくれるので、全く手がかかりません。毎日完食ですよ^^」と言ってくれます。

あのとき、存分に遊ばせてやったことが今につながっていると思えます。

当時は「食べさせなきゃ!」「私の工夫不足」と思い、料理を頑張れば頑張るほど、食べてくれない娘に腹を立て、怒り狂ったことも何度もあります。
きっと、どんな母親も一度は通る道なんだと思います。

子供は宇宙人ですよね。宇宙からやってきて、地球になじんでいる最中。
重力ってこういうものなのか~という、地球になじむ登竜門がこの食事における行動なんじゃないか?と思います。(今だから思えることww)

私からのおススメの方法は下の3つです。

1、時間を決める
食事は30分と決めて、30分経ったら食べてなくても終わりにする。
お腹がすけばこどもは必ず食べるので、次の食事で食べればよしとする。

2、ベビーフード・冷凍食品を使う
私は3食のうち1食はベビーフードでOKとしていました。
作る食事に手をかければそれだけ、落とされたり投げられたり、食べてくれないときのダメージが大きいので、なるべく楽をする。
レンチンするだけの茶わん蒸しや豆腐、バナナもおススメです^^

3、食べさせなきゃ!という気持ちを捨てる
お腹がすいたら必ず食べます。子供は自分に必要な食事量をちゃんとわかっていると信じて、食べなくてもそれはそれでOKとすると楽です。

4、食べないからと言って、子供が食べそうなものを探さない
これはベビーシッターさんに教えてもらいました。用意したものを食べないからと言って、「じゃあ、これなら食べる?」と子供の顔色をうかがっていると、子供は「自分の好きなものが出てきたときだけ食べればいい」と思ってしまいます。これが子供に振り回される原因だそうです。なので、子供に「お昼ごはんはこれだよ」とだして、食べなければもうそれ以上探さない。


こどもの行動と自分の行動は切り離して考えた方がいいな~と私は思っています。

「私が美味しい料理を作れないから、この子は食べないんだ」って毎食思うのって辛いですよね。
そして、実際、子供が食べないのは母親のせいではないと思います。

子供のことを思って1日3食提供しているだけで、母親ははなまるだと思うんです。

でも、子供の気持ちはコロコロ変わるので、昨日まで食べていたものを食べなくなったり、その時の気分によって「遊びたい」が勝れば遊ぶし、「これは今は欲しくない」と思えば食べないんですよね。

だから、母親は子供に食事を提供したら、その後子供が食べるかどうかは子供の意思に任せる。
もし、食べなくても「じゃぁ次のご飯で食べようね~」で終わらせると気持ちが楽になります。

それでもし、子供が全然食べなくて痩せていったら、それはそのとき相談すればいいかな?って思います。(お腹すいたら絶対食べますけどね^^)

私の体験が、どこかのお母さんの気持ちを少しでも軽くできたら嬉しいです^^

ゆうこ


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