読む、考える、暮らしをつくる
✴︎こちらの記事の続きです
読んだあとは考える
暮らしに句読点がほしい。
そんな自分の願いに気づき、いろいろなタイミングも重なって、職場を変えることになりました。数年前のことです。
前職よりもワークライフバランスが劇的に改善し、自由に本を読む時間も取れるように。
その頃はもっと豊かに暮らしたいという思いから、昔から好きだった文学に加えて、暮らしにまつわる本をたくさん読んでいました。
料理や掃除などの家事関連から、お金の管理についての本、インテリアや海外生活の本など……。
そして読んで学んだことを暮らしの中でいろいろと試しているうちに気がついたのです。
それは、インプットから一直線にアウトプットをすると違和感を覚えることが多いということ。
具体的にいえば
時短を売りにしたレシピ本を読んで実際にやってみたけど、しっくりこない。
よくよく考えてみれば、自分が望んでいたのは五感を使いながらゆっくりと料理自体を楽しむ時間だった……。
というようなずれが起こったりします。
それなら別の好きではない家事で時短をして料理に時間を回したり、料理が楽しくなるようなツールにお金をかけたりといった、他の工夫をしたほうが幸福度が上がりそうです。
こうしたことが度々あって、考えるようになりました。
本を読んでそのまま行動を起こす前に、自分の望む幸せについて本質的に考える段階を経たほうがいいのかもしれないと。
本質的には自分は何を求めているのか?
どうなれば幸せなのか?
考えてみてから、その実現につながる知識やアイデアだけを採用して暮らしに落とし込む。
このこつをつかんでから毎日が右肩上がりに楽しくなってきた感覚がしています。
あるとき友達と「もし過去に戻れるならいつに戻りたい?」という話になったのですが、私は少し考えてみて、戻りたいときはないと確信を持てました。今がいちばん楽しいと思えているからです。
Noteに書きとめたいこと
自分らしい暮らしを実現するために、これからも良い本を読んでよく考えることを続けたいと思っています。
その過程をこのマガジンで書き綴っていきたいです。
具体的にはこんなことを書きたいと思っています。
読んだ本と、それを受けて考えたこと・行動したこと その結果
暮らしについて考えるための良質なおすすめの本
自分らしく生きるための本質的思考の方法
その他読書と暮らしについて考えたことあれこれ
スキマ時間のお供にでもせひ読んでいただけたら嬉しいです。
なんとなく世間の価値観に流されて、他人の思う幸せを自分の幸せだと思い込まされて生きるのは嫌だ。
新しいことを学んでわくわくし、自分で考えて精神の自由を味わい、自分らしく幸せに生きたい。
そんなふうに考えている方々、一緒に句読点のある暮らしを作りましょう𓅯