茎わかめでめざす綺麗な腸とは?
こんにちは。株式会社壮関です。
今回は茎わかめと美容「茎わかめでめざす綺麗な腸とは?」をお届けします!
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腸活によって花粉症が予防できたり、免役を高めることができたりと、腸活の効果をお伝えしてきましたがそもそも腸活によって目指すべき"きれいな腸"とは、どの様な腸かご存じですか?
●腸に広がるお花畑?
みなさんは、"腸内フローラ"という言葉をご存じでしょうか。他の呼び方で腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)とも言います。
"フローラ"とは、お花畑という意味です。これは腸内にいる細菌を顕微鏡で見ると、まるでお花畑のように見えたことからそのように呼ばれるようになりました。"きれいな腸"とは、この腸内フローラの細菌の構成比率が、善玉菌:悪玉菌:日和見菌=2:1:7であることを言います。
●善玉菌、悪玉菌、日和見菌とは?
善玉菌、悪玉菌はテレビなどでも良く耳にするようになりましたが、善玉菌とはヒトの体に有用な働きを持つ菌で、ビタミンの合成、消化吸収の補助や感染防御、免疫を刺激したりします。有名なもので乳酸菌やビフィズス菌などがあります。
悪玉菌は、腸の内容物を腐敗させたり、毒素や発がん物質を産生したりとヒトに悪影響を及ぼす菌のこと。有名なものはウェルシュ菌、ブドウ球菌、大腸菌などです。
日和見菌(ひよりみきん)は、日和見菌自身は何か働きを持つわけではなく、健康なときは善玉菌の働きを助けおとなしくしていますが、悪玉菌が優位になると、悪玉菌の味方につき腸内で悪い働きをする菌です。代表的なものにバクテロイデス・大腸菌(無毒株)・連鎖球菌があります。
●なぜ善玉菌だけではだめなの?
善玉菌:悪玉菌:日和見菌の理想的な比率は2:1:7ですが、腸に良くない働きをする悪玉菌をゼロにするのが理想なのでは?と思う方もいると思います。ただ、悪玉菌でも常に害を及ぼすわけではなく、消化・吸収を助けたり免疫機能を高めたりする役割も果たしているのです。
中間の働きをする日和見細菌には、まだ名前が無く解明されていない細菌も多くあります。悪玉菌を増殖させず、善玉菌の働きが優勢となるように腸を整え、腸内のバランスを保つことが重要となります。
●キレイな腸の見分け方とは?
腸内フローラをキレイにすると言っても、腸の中は自宅で手軽に見ることは出来ません。そこで腸の状態を判断するのに注目してほしいのが、便です。
健康な人の便は、80%が水分で、残る20%のうち3分の1が食べカス、3分の1が生きた腸内細菌、3分の1がはがれた腸粘膜です。良い便とは、いわゆる"バナナうんち"の状態です。色が黄色から黄褐色で固さもかたすぎない。これは、腸内で善玉菌の働きが活発なことを表しています。一方で、黒くなっている、かたい、軟らかすぎるなどは、悪玉菌が活発になっているときです。便秘や腹痛など症状が無くても、自分の便で腸の様子を知ることも大切ですね。
茎わかめなど海草が多く含む水溶性食物繊維は善玉菌のえさとなり、善玉菌の働きを活発にしていきます。薬とは違うため即効性はありませんが、毎日の食事に意識的に取り入れることで、腸そのものが善玉菌の働きやすい腸へと変わっていきます。
茎わかめを食べて、きれいなお花畑が広がる腸に変えていきましょう!
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