アニキと呼ばれた高校1年に戻り43年ぶりに旧交を温めたお話
人生は一寸先すら、何が起こるかわからないものです。
それを不安に感じたら
一寸先は『闇』と捉えるのかもしれません。
しかし、先のことがわからないからこそ、一瞬、一瞬に起こる奇跡を堪能できる。
このように考えたら、一寸先は眩いばかりの『光』に包まれた奇跡が待っていると言えるのかもしれません。
そんな奇跡が何の前触れもなく不意に訪れたのは大雪、真冬日の今朝のこと。
全くの不意に。
まさか、このタイミングでこの人と会えるなんて!
という懐かしい再会をSNS上ですが、果たしたのです。
「お久しぶりです!」
とメッセンジャーにメッセージが入っていたのが、朝の8時。
文面を読んでみると、高校の同級生からのメッセージでした。
『いちろう』という名の同級生。
何せ、同学年は450名もいるので、在学中もほとんど面識もなかった人は、今、どこかで対面していても、同期生ということも知らずに、別れていることもあったと思います。
しかし、『いちろう』君のことは名前を聞いて、すぐに分かりました。
しかし、次の一言で、記憶が43年前に一気にタイムスリップしたんです。
アニキ!
この一言で、私の脳細胞はフル活動。
私は記憶の中の43年前の、古びた薄暗い旧校舎へと誘われたのです。
当時、私は、級友から『アニキ』と呼ばれていたことを思い出したのです。
おそらく、私服の高校なのに、学ランを着ていたからかな?
とか、
空手をやってたからかな?
とか後付けで、記憶を辿りますが、本当のところは分かりません。
ただ、硬派を気取っていた節はあったのかもしれません(笑)
『アニキ』の一言で、
ああ!いちろう君だ!
急に親近感が戻ってきたのです。
背が高く、姿勢の良いナイスガイ!
サッカー部の顧問からその身長と運動神経の良さから、スカウトの声をかけられていたことを伺い、今は亡き部活の顧問といちろう君のやり取りが目の前で再現されるような不思議な映像が脳の中で上演されました。
あれこれとメッセージをやり取りしているうちにどんどんと懐かしい記憶が蘇ります。
お互いの近況をやり取りしているうちに、気がつけば2時間の時が経っていました。
もう、58歳のおじさん2人が、夢中になって、互いの近況を語り合う。
完全に恋人のやり取りです(笑)。
見かけは、58歳。しかし、中身はピュアな高校1年生(笑)
思考(記憶)って自由自在なんですよね。
完全に、高校時代の気分に戻りましたよ。
ところで、この奇跡。
どうして、いちろう君からメッセージをもらったかというと、フェイスブックのお勧めで、高校の同期会のグループが出てきたんです。
そこで、ポチッと申請したところ、幹事の方が
この人誰?
ってグループ内で問いかけたみたいなんですね。(まあ、450人も同級生がいたら、接点がなかったらそうなります)
そうしたら、いちろう君をはじめ、懐かしい同級生が
「知っているよ!」
と声をあげてくれ、めでたく承認され、グループに入ることができたのです。
そんなやり取りがあっての、いちろう君からのメッセージにつながったみたいなのです。
いちろう君、プロのもの書きとして活躍の後、現在はこちらで精力的に活躍中。
そんないちろう君。
なんとnote街の住人だったので、ご紹介しちゃいます!
北海道の地で偶然にも同じクラスになり、共に学んだものの、その後の接点はなかったのに、今また、こうして、旧交を温めることになったのは、フェイスブックのグループ申請であり、何となく、ポチッと押したから。
なんとなく、ポチッと押して、すんなり申請が通ってたら、いちろう君からメッセージをもらわなかったかもしれません。
何がどうつながっていくのか。
先のことはわかりませんが、なるようになる。
そういう意味では、人生って完璧なんだと改めて感じました。
素敵な出会いに感謝しかありません。
私たちは、いつでもどこでもつながっている。
そう思うと、喜びしか湧いてきません。
この喜びを味わえることが幸せなんだろうな。
氷点下の寒さの中、心の芯からポカポカと温まった1日となりました。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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