シール貼りすら満足にできない僕も退職まであと3年

新年度業務で結構疲労マックスのそいです。
中学校教員35年目に入りました。

私の3歳児検診時のあまりにもじっとしていられない様子に、医師は
「この子は問題児だ」
と発言し、母はたいそう怒ったそうです。

つまり、私の発達診断は、今風に言えばADHDなのかな。

その証拠に、今だに特定の作業に対しては、いじ散るしく注意を欠き、ミスを犯します。

かつて、卒業式の学事報告を担当した時、ありえないぐらいミスを連発し、
「ちゃんとやれ」
と教頭からガッチリと叱られて、凹んだ記憶があります。

でも、今なら、そもそもその手の仕事引き受けません。
頑張ってもできないと言うことがわかったからです。
引き受けたところで、お互いのためになりません(笑)

とは、いえ、新年度準備、いろんなことをやらなければなりません。

本日行った作業は『靴箱の番号シールはり』。
実に単純な作業なのに、間違えたりするんですよ。
まさしく注意欠陥。

どんなに頑張っても、ふとした時に別のことに気を取られてミスしがち。

1ブロック(40個貼る)の途中で、一つ貼り間違え。

「おっと、危ない。早く気がついてよかった!」
安堵してながら、2ブロック目(40個)に突入。

途中、一緒に作業している先生と世間話をしながらの作業。

順調に貼っていき、ラスト2つのところで番号が合わないことに気づく!!

どうして?
と見直したら、2箇所飛ばして貼っていた!!

オーマイガーです(泣)
30枚近くを剥がして、貼り直し(泣)

昔なら、落ち込んで、腹を立て
「イヤーもうっ!」
って作業をやり直して、またミスをするみたいな、泥沼に陥っていました。

しかし、こんな自分を今は許せる自分もいるので、

「まあ、間違っちゃたものは、しょうがないよな」
とミスした自分をよしよししてやる気持ちで、作業のやり直し。

落ち込むことも、腹を立てることもなく、淡々と作業をします。

2倍の労力はかかりましたが、しょうがないんです。
こういうミスをするのが私だから(笑)

こんなふうに自分のことをわかってあげると、
「私はこういうこと苦手です。だからサポートしてください(私にこの仕事を振らないでください)」
と気軽にお願いできるようになりました。

こんな私も気がつけば、退職まであと3年。

先生だからって『完璧』を目指す必要なんてないんです。

っていうか、そもそも完璧な人なんていませんから。

弱みも強みもあるのが人間ですよね。

弱みだと思える注意欠陥、多動も、母がおおらかに認めてくれたから
「あれやりたい!」
「これやりたい!」
といろんなことにチャレンジしてそこから、本当に好きなことに巡り合い(サッカー)に打ち込んでこれたのだと思います。

まあ、同じことを何度も注意されてもできないので、家庭では妻によく叱られますが(汗)

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そい@心の根っこを育む小説家(先生)/小説『タペストリー』出版!/毎日投稿900日
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