無意識領域をワークで変えるということ
昨日の一斉ワーク、ありがとうございました。
今回の一斉ワークの内容に沿って、わたし自身も内省し、幸せに生きているつもりが実は足りないと感じている部分を誤魔化して隠している自分を認めることができました。
人は、置かれた環境で生きる中で様々な経験を重ねるほど、”望む”こと自体を自ら制御することを覚えがちです。そうなる考え方のひとつに”手に入らないから初めから望まない”といった考えが挙げられますが、そういった考えに基づいて制御する人たちには”手に入らないイメージ”を強く持っているケースが多くあります。また恐れの感情も隠れています。
『引き寄せの法則』って、自分の持つイメージと関連したものや人、言葉等が自然と眼についたり、耳で聞こえる状態であり、また、持っているイメージを土台とした考え方や価値観等を自然と口走って、それらを聞いた人に”そういう人”なんだと理解されて、同じような考えの人や持っているイメージに沿う環境が(顕在意識では不本意だと思ってるかもしれないけど)居心地いいとなるしくみです。人は自分の持つ無意識のイメージに沿って、口走り、眼で見て、耳で聞く。そして、自分から発した言動で顕在的にもイメージをより強めていく。人は見たいものしか見えないし、聞きたい言葉しか聞こえない。自分の”知っている”環境が(不本意かもしれないけど)好きです。生育環境が一生に響くのはこういったことが関わってもいます。正直、単独の努力だけで変えるのは相当難しい。自分の持つイメージをよく理解してその逆に行こうという意識的な努力はもちろん可能だし、出会いや何かのきっかけでガラッと変わることも期待できますが、そもそもの自分の引き寄せで今があるので、イメージに沿って人生をクリエイトするケースが一般的です。
今回ご提供させて頂いた、アルケミカルトランスフォーメーションは、その無意識領域を変容させて頂くワークでした。でもよっぽどの感覚持ちでない限り、何が起きたかわからないと思います。
参考までにわたしの体験談ですが、昔、初めて錬金術等の瞬時に変容する技術を受けた時、体感はもちろん無いし、気持ちの変化みたいなのも感じませんでした。その中で唯一わかったのは、当時時々思い出しては嫌な気持ちになっていた記憶が出てこなくなった事でした。そんな些細な事から始まって、人との出会いや関係を築くことへの恐れは減少し、楽になっていきました。
エネルギーワークって実感しにくいよね。について、あともうひとつ。
大小限らずの魂の学びとして必要な、3次元世界での人生の転換期的な変化のタイミングに遭遇した時は、顕在意識で捉えることができます。
既にそういう状況真っ只中であればワークを受けてのビフォーアフターを検証できますが、それらの事象と遭遇する前に、引き寄せている要因をワークで未然に解消してしまうと、受けた人は効果を実感することなくわからないままで過ぎてしまうこともあります。またもっと言うと、魂が経験しなきゃいけない学びはそのまま残ります。でもそれについての向き合い方は変わっています。環境の変化も自然な形で起こります。
でも、真っ只中の人もそうでない人も、わたしのようにお仕事にしていたり内省が趣味の人じゃない限り、変化を検証するって、なかなかやる気が出ないと思います。。
それでもやっぱり、自分の変化を客観視して自覚するって難しいので、今後もしつこく日記を勧め続けさせて頂きます。
また来月も、どうぞよろしくお願いいたします。