8点【感想】小屋大全(西野弘章)
工房やガレージ、菜園小屋など、趣味のための小屋はもちろん、子供部屋、隠れ家、果ては終の棲家まで。
セルフビルドで小屋を建てるための軸組み構法、ツーバイ構法、丸太組み構法を徹底解説!
自分の手でわが家を作りたい方、男の隠れ家的な小屋に憧れる方、DIYファン、手づくりハウスファンのみなさまに贈る小屋作りの為の必読の書。
(出版社HPより)
オススメ度 8/10 (素人でも実際に小屋が建てられる気がしてくるから)
▷基本データ
(こやたいぜん)
【著者等】
西野弘章
(にしのひろあき)
【出版社・レーベル】
山と渓谷社
【読む前の独断と偏見によるジャンル】
住居に関する自立につながる本
【その本を選んだ理由】
スモールハウスを建てるなら役に立つと思ってん
【貸出日・購入日・もらった日】
2020/11/14貸出
▷感想
「自分だけの空間が欲しい!自分にぴったりの住処が欲しい!」
そういう人にめっちゃ勧めたいんがこの本。
◎写真たっぷりで、小屋づくりの細かい工程を説明してくれるからわかりやすい
◎家だけじゃなく風呂や電気工事の方法も学べる
◎本業が編集者やからかコラムとかの文章も小屋を建てることへのわくわく感を掻き立てられる
◎大工でも何でもない著者が実際にしたことが書かれてるから、家は建ててもらうのではなく、自分で建てることができるという新しい価値観を得られる
まあ、わいの場合は、今のとこは新しい住処が欲しいとかは無いから、実は別に役には立ててないねんけども、この本を紹介している高村友也さんの「スモールハウス」という本(出版社HP)に感動したんが、読んでみたきっかけやねん。
「スモールハウス」では、外国で自作の小屋で暮らしている人々が紹介されてるねんけど、財産であると同時に、働けなくなった場合とかはローンにより巨大な負担にもなりかねない家を、自分が建てるという方法を取ることで経済的にも自由になり、自分で好きな空間を作ることで心理的にも自由になれるって内容やってん。
でも、「スモールハウス」では、どうやって建てたらいいかまではわからへんから、建て方がわかる本もいっぺん読んだろと思ってんね。
ほしたら、先に挙げたような素晴らしい点がたくさんある名著でしたわ。
せやから、今すぐ小屋を建てんとあかんってわけとちゃうからってか、既に実家を自分のローンで買ってる状態で、場所も住宅地内やから小屋は建てられへんねんけども、いつかは自分の城、秘密基地としての小屋は欲しいから、その時になったら、この本は片手にやってみたいと思います。
ほなまた!