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月刊誌掲載情報
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月刊誌クーヨンにツグミ工芸舎考案の小枝などを使ったおもちゃの作り方が掲載されました。音の出るおもちゃ、転がすおもちゃなど、こどもと一緒に作って遊んでみてください~。
この取材のときに木の良さについて訊かれ、いろいろたくさんある良さのなかからひとつ、樹や草もわたしたちと同じ生き物だけど「すごく違うところがあること」と伝えました。今回はこの違いについてもう少し言葉を足したの補足説明のような短い記事になります。
さて、わたしたち動物と植物の違いは植物は動けないことや目や鼻がないことなどいろいろありますが、栄養のとりかたや子孫ののこし方など、ひとつひとつみていくとすごく違うようにみえて、よくみると似ていたりするところもあることに気づきます。
植物の知恵について観察してみると、子孫をのこすためにさまざまな種の運ばれ方を植物は思い付き?、採用しています。
風を利用して遠くまで飛ばしたり、動物にくっついていって落っこちたり、鳥に食べてもらったり、水に流されたりとさまざまな工夫があります。
植物のからだのなかに脳とされるような部分は見当たりませんが、明らかにここには緻密な工夫があります。この植物がもつ知恵とわたしたちが脳みそを使って捻り出す知恵の違いを比較できることが大切ですねっということが伝えたかった内容です。この比較ができるのも、同じ生き物だけど違いがあるからこそで、もし、この世の中に音がなかったら、静かだなと感じることができませんし、もし、この世の中に色が青しかなかったら、青いということ自体がわかりません。違いがあるからこそ相手のことも、自分のこともわかる。この違いを今度は自分自身を知るための手がかりにできるんだよっていうメッセージでした。
先ずは、こどもと山や川に遊びに行って自然といっぱい交わって、さまざまな経験をして、疲れてぼーとしていたら、ふと、その違いという視点からから自分を眺めていたなんて経験が起こればとてもいい流れかなと思いました。