最近面白かったマンガ
京大卒元メガバンカーの総一郎です。
僕はマンガが好きだ。
気づけばマンガに関する記事をいくつも書いていた。
#過去記事が5記事も有ったので最後に貼っておきます
マンガ好きというと根暗な印象を持たれる方がまだいるかもしれないが、
今では多くのマンガが世に溢れ、世界的にもJapanのmangaが広く認知され、日本でもcool Japanの代名詞のような存在になっている。
それだけ市民権を得ているのは嬉しいことだ。
マンガもかつては小説等の正統派の文学と絵画等の正統派の芸術から見下される存在だった。
だが、マンガというのは、画家やイラストレーターに負けない画力を必要とされながら、小説家や脚本家のような物語の構成力が問われる、アート界の総合格闘技だ。
全く別のジャンルのアートであり、優劣をつけるものではない。
…と、溢れるマンガ愛はこの辺にして、今日は今ほど市民権を得る前からマンガを読み続けていた僕が最近面白かったマンガを一つご紹介する。
いまさらキングダムとかONE PIECEとか言われても追いつけないよ…という方も安心してほしい。
ちょうど良いものをご紹介する。
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▼最近面白かったマンガ
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人気マンガは得てして連載が続く。
出版社からしたら看板マンガはなるべく連載を続けてもらい、読者が離れないよう、マンガの売上を引っ張っていってくれるよう願っている。
漫画家からしても、手堅いファンを獲得し、出版社に連載を続けることを願われていれば、じっくりと時間をかけてストーリーを展開できる。
手堅いファンを獲得するまではテンポ良く、読者を飽きさせないようにする必要が有るため、泣く泣く細かいストーリーを端折ったりするものだ。
読者からしても面白いマンガは「最後どうなるの!?」と思いながらも、ずっと読んでいたいので「終わらないで欲しい」という矛盾した気持ちを抱えながら長期連載を望んでしまう。
こういう構造になっているので人気漫画はどうしても連載が長くなりがちだ。
日本を代表する人気マンガONE PIECEは先日100巻までいったし、NARUTOも72巻まで出て、続編のBORUTOまで連載中だ。
ここまでくると嬉しい反面、今まで読んでこなかった人からすると「今更追いつけないよ…」という参入障壁になってしまう。
前置きが長すぎたが、今回は僕もそういう参入障壁が無いマンガは無いかなぁ~と探して読んだものなので、ご安心いただきたい。
ご紹介するマンガは『チ。-地球の運動について-』というマンガ。
これがなんと、「地動説」をテーマにしたマンガだ。
それだけ聞くとクソつまらなそうと思われるかもしれないが、意外や意外、クソ面白いのだ。
まだ「地動説」だなんて神への冒涜だ!と断罪され命まで奪われる時代を非常にリアルに描き、
そんな世界にいかに「地動説」が浸透していくのか?
「天動説」が常識で、地球は宇宙の中心であり、宇宙の底。
宇宙のネガティブなものが沈殿した底辺の底辺に住む人間は、穢れた今世では幸せになれない。
来世で救われることを願い、今世を諦めている人々。
男尊女卑当たり前、身分制度当たり前。
そんな現代とはあまりに違う「当たり前」たちがどう変わっていくのか?
フィクションではあるが非常にリアルに描かれていて、続きが気になりすぎる。
嬉しいのはまだ最新話が48話、まだ5巻しか発売されていないということ。
今からでも全然追いつけるし、遅くない。
少しマンガ通っぽい選択で「本当に面白いの?」と半信半疑かもしれないが、
「このマンガがすごい!2022」でもオトコ編の第2位というから安心してほしい。
今年の年末年始にゆっくりと読んでみてはいかがだろうか。
#過去記事はこちら
『僕が京大に行けたのは○○を読んでいたおかげ』
『マンガの通な読み方』
『通(つう)は本編だけじゃ満足できない』
『通(つう)が見ているのは今作だけではない』
『通(つう)が見ているのはキャラだけじゃない』
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