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不器用なお花


気になってた、編み物を始めた2025年

前まではモノを作ることに
そこまで関心がなかった

というより
関心はあってもセンスがなかった

自分から「これを表現しよう」
って発想ができなくて

友達がCampasノートの表紙を
デコっているのを見て真似したり
バレットジャーナルのデコをみて
可愛くてやってみたくなったり

周りの素敵な作品に
刺激されて「真似」してきた

でも完成品に感動することなく
あー自分の出来ってこんなもんか
といつも落ち込んでいた

自分のセンスがないなんて
20年以上生きた今なら
最初から分かっているはずなのに
なんでいつも、取り組む前は

とんでもない作品を作れるかも!?

なんて期待しちゃうんだろうか。


今回の編み物もそう

買ってみたきっかけは些細で、
入ったお店がちょうど編み物フェアを
やっていたから

「お花柄のコースターを作りたい」

と思ってしろとピンクの糸と
7号のカギ編み針を購入


早速Youtubeで調べてやってみたけど
まず、正しい糸の持ち方で苦戦
画面の向こう側では軽々しく
綺麗に糸を編み上げて、
均一な形に成形されているのに
私のはグチャグチャの塊

どうして期待しちゃうのか
自分はすごいものができると

やったことがないことに
どうしてできると思ってしまうのか

恥ずかしくなった

でも現実を見て路線変更
まずは簡単なくさりあみと
引き抜き編みでできる小さなお花を
5個作るところから
丁寧に取り組んでみる

不器用だし、お花に見えないけど
これが今の私

歪なお花が手元いっぱいにあって
自分の感性の無さに驚くけど
同時に小さな成長に充実感もある


私は欲しかったアートや手先の才能はないのだ
でもそんなのいいじゃん
その分「真面目」という性格の
才能はあるのだから
小さな成長に喜びを感じられるのだから

感性が豊かな人になりたい自分
でも才能はきっとないのだと思う

だけど才能を努力で埋めて
自分がなりたい自分に
生み出したいものを作れる自分になりたい


コースター
本のカバー
本のしおり
ペットボトルケース

作りたいものは無限にある
ゴールを考えると諦めたくなるけど
プロセスを楽しもう

小さなお花の作り方は
もう見ずに完成できるように
なってきたから

次は、円を作る方法を
勉強していこう

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