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Nakataさんのこたえ:誰かを「理解する」とはつまりどういうこと?byソジテツ(自分のてつがくを知る対話)

誰かを「理解する」とはつまりどういうこと?


こんにちは。Nakata です。
このテーマについて、思うところは下記の通りです。

「理解」とは

「理解」には 2 つの意味があるかと思います。

  1. 物事の道理や筋道が正しく把握すること。
    これは、情報や知識を頭でしっかりと飲み込み、その内容を正確に認識すること。
    英語にすると、Understand, Comprehend, Recognize あたりでしょうか

  2. 他人の気持ちや立場を察すること。
    これは、他者の感情や状況を共感的に理解し、彼らの視点から物事を考えること。
    英語にすると、Empathize, Sympathize あたりでしょうか

理解も共感もするけど、同意できないこともある

私は、こういう状況になることがあります。
情報や状況を把握して 1 の意味で「理解」し、他者の視点や感情も 2 の意味で「理解」しますが、自分の価値観や信念に反する場合、同意することは難しいです。

「なんと!そうなんですね、それは大変ですね」と、言葉では共感を示しますが、
「私はそうしないし、違う考えを持っているけどね」と、心の中では呟きます。

全員に同意できないのは、違う価値観を持っているからなので、これについてはどうしようもないですが、理解と共感を示すことはできます。

他者への理解

他者への理解は、信頼関係を築く基盤であり不要な対立を避けるために重要ですが、誤解や偏見、バイアスによって正しい理解が得られない場合があります。これを克服するには、知見を広げて多角的に物事(他者の状況や感情)を見たり、対話を重ねる必要があるのですが、これらには根気が必要です。

つまり 「理解しようと努力する」ということが、「理解」の第一歩になるような気がします。

(Nakataさん)


Nakataさん

◆ステータス:プラクティショナー
「壁打ちサポーターなファシリテーター」

◆プロフィール:
​「○○でなければならない!そうでないものは価値がない!」というゼロサム思考に支配されて長いこと生きてきました。苦しくなったので脱却を目指して模索しているうちに、ここに辿り着きました。

普段は会社員をしています。趣味は、山や海のスポーツ、お酒、料理、音楽です。

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【ピョエ坊(ソジテツ広報)より】

ある問いに対する自分のことばをリレー形式で書いてもらうリレ哲。次回のバトン走者は、準備中。どんな「自分自身のことば」を紡いでくださるか、楽しみです。

ソジテツは、ふつう・当たり前や、一般論、世間的な正しさではなく、ひとりひとりの中にある様々な「自分の考え・体験・価値観」を表現することを、大事にしています。こたえはきっと百人百様だと思いますが、それが素敵なことなんです。

これをご覧のみなさんも、良ければ「自分の考え・体験・価値観」で考えてみてくださいね。

【月別テーマ予定】

12月:マイノリティ、生きづらさ
1月:健康、長生き、若さ
2月:正義、善
3月:見た目、美しさ

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>>12月~のイベント一覧


◆topic
この話題について、乙武洋匡さん、龍円あいりさんにもお話いただきました。(withソジテツ開発者おおばやしあや)

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#自分のてつがくを知る対話ソジテツ
#ふつうって何 #ソジテツ  #価値観 #哲学対話 #多様性

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