”自己分析”のいろは ~前編~
こんにちは!
今回は多くの人が様々な発信をしている「自己分析」について、私も挑戦してみます。
(後半まで入れると7,000文字程度で長い内容ですが、この内容に興味関心が高い方は是非読んでいただきたいと思っております。)
まず、目的を確認!
自己分析を行う人の多くは、就活生か20代のビジネスパーソンです。そして自己分析を行っている人はほとんどが、キャリアに向き合って就職活動や転職活動を行っていらっしゃいますね。
すると自己分析は選考に通過するための、”手段”に陥るケースが多いです。実際に自己分析で自分の強みや得意なこと、弱みを洗い出そう!と意気込んでいるので。
確かに自己分析を行うことで結果として強み弱みは出てきますが、自己分析の目的はそこではありません。
自己分析の目的は「自分はどんな価値観を持っていて、将来どのような姿になっていくことを求めているのか?」を考え言語化することだと考えています。
どんどん手前の選考が迫ってきて焦り、強みや弱み、ましてや志望動機を自己分析に求めてしまいがちですが、直接これらの要素は出てきません。
上段の価値観と求める姿(≒自分の幸せ)、を出すことが目的だと認識してください。今回のnoteもそこを出すための”いろは”を書いていきます。
価値観を捉える
自分の価値観を考えるには、過去を振り返る以外に方法はありません。よく言うのは「頑張ったこと」ですが、頑張ったことだと「私頑張ったことないんです・・・」というパターンもあるので、私の自己分析法では、下記の定義に当てはまる事象を掘っていくことを推奨します。
対象事象:時間 / お金 / 精神 の投資が異常だったこれまでのコト
「頑張ったこと」と考えると、スポーツとか〇〇団体とかそう言うものに引っ張られてしまう人が多いです。ですが価値観を出すためには、そんなことじゃなくていいんです。
面接を考え強みなど誇れる事象出したいと思うと、そっちに引っ張られちゃいますので注意です。
ですので、ゲームとか、恋愛とか、ダイエットとかなんでもいい!
そして自分史のなかで異常であることが条件なので、ネガティブなことも対象です。精神投資が異常だった、「めちゃくちゃひきづった恋愛」とかでも全く問題ありません(悲しいけどねw)!!
事象のリストアップ
直近のことだけではなく、今まで生きてきた中で”異常”な事象をたくさんあげてみましょう。たくさんです。1つじゃなくてたくさんあげることが大事です。自分の記憶がある幼少期から、今まで時系列順にガンガン出していきましょう!
👇👇僕も内容も一部公開👇👇
【幼少期】
・磁石を電池と間違えて大恥書いたことをひきづる
・戦いごっこ(当時はなんでもごっこ)をずっとやる
・スーパーマリオをどうしてもクリアしたかったができなかった
【小学生】
・サッカーなどスポーツに明け暮れる
・好きな女の子をバラされキレるw
・両親が離婚する
【中学生】
・太っていることをコンプレックスに感じ痩せる
・サッカーでキャプテンをやって「ヒト」について考える
・勉強めっちゃ頑張りいきなり優等生になる
【高校生】
・勉強やる気なくして受験うまくいかない
・サッカーがうまくいかなく、逃げたくなる感情とずっと戦う
・ゲームやりまくる(RPG系)
【大学生】
・ラクロスに明け暮れる(これ以外ない!)
【社会人3年目ぐらいまで】
・できない自分を拒否して悩みまくる(社会人一番最初)
・ゴルフをやたらとやる
・仕事に本気で取り組む
あげきったら、その中でも印象に残っている事象を最低3つ、できれば5つに絞ってください。幼少期の内容もすごいいいのですが、その時の価値観はこうだったけど今は違うなと思うものはあげないようにしてください!
また絞るときに、必ずネガティブなものを1つ以上入れるようにしてください。オススメは本気のポジティブ1~2つとネガティブ2つとかがいいかもしれません。僕だったら下記ですかね。
本気のポジ → ラクロス、仕事(学生時代ならゲーム)
ネガ → 痩せた、逃げたくなった高校時代
深掘る
さてここまできたら、みなさんよく言う深堀りスタートです。
皆さんがよく言う「なぜ」を突き詰めていくのがいいと思います。
なぜラクロスをやったのか?
→部活という”本気”に溢れた集団に入りたかったから(なぜ本気?)
→逃げたくなり時間を無駄にした過去を精算したい(なぜ精算?)
→その過去があるのが後ろめたく、そのせいで自信がもてない
(なぜ自信を持ちたい?)
→ ・・・・
とのような感じですね。
ポジティブ事象には少なくとも5回以上「なぜ」を突き詰めてください。もう出ないぐらいまでいきましょう。
ネガティブ事象は2~3回ぐらいでいいです。すぐになぜの答えが出てくるはずなので。しかし事象に「なぜ」と投げると自分の弱い部分に向き合わないといけないので、これをやるのは辛いです。
必ず「なぜ」で出した答えと向き合い、「自分に嘘をついていないか」を何度も確認するようにしてください。
うまくいかない人がいる
目的の設定と、事象の選定は少しユニークかと思いますが、”深堀り”についてはおそらく10人いたら、10人深堀しようと言っています。
この深堀りがとても難しいんですよね。
後編では深堀の注意点となりたい将来像についての考察をしていきます!
後編はこちら(2020.6.24追記)!