やる気が出ず出かける準備が進まない時の3曲はコレ。
時間がない。出かける用意しなければ!
…でもやる気も出ない。
そんな時、私の選択肢はミュージカルか、クラシックのマイプレイリスト。
今日はクラシックの、さらに吹いたことある曲リストをかけた。
馴染みのない方にとってはかなりマニアックかもしれないですが、焦らされる感じが伝わったら嬉しいです^ ^
1.『ローマの松』からアッピア街道の松
レスピーギというイタリアの作曲家の交響詩『ローマの松』4つの中のラスト。
最初は静かに、ちょっとおどろおどろしさも感じさせながら始まる。
コールアングレ(オーボエの大きいやつ、イングリッシュホルンともいう)の怪しげなソロ、クラリネットとバスクラリネットのちょっとかっこいいユニゾン。
そして少しずつ曲が進むごとに楽器が増えてって、音量が大きくなっていく。
最後は大団円といった感じ。
パワフルでやる気がチャージできる。
実はあまり目立たないけれど、ピアノも入ってるのも特徴かも。
ちなみにおそらく1番、音量調整が必要な曲。
最初が聴こえないな〜と思って大きくしておくと、最後はかなりの音量になってしまう。
2.ショスタコーヴィチの交響曲第5番の4楽章
冒頭から、疾走しながら何かと闘ってる感じ。
基本、不穏な空気。
いい感じで追い立てられるので、早く準備しなきゃという気になる(笑)。
メロディも力強い。
トランペットのソロは見せ場!
途中にホルンのゆったりしたメロディと、ハープのキラキラと美しい場面がある。
けど、すぐまたクラリネットや低音の静かなドスの効いたメロディになり、そこから重々しく必死なところが続き、最後やっと長調に変わって荘厳なままめでたく曲が終わる。
真面目に聴くと、なぜかどっとパワー使う…。
3.『火の鳥』より終曲
3曲目はロシアの作曲家・ストラヴィンスキーのバレエ音楽『火の鳥』の終曲(フィナーレより終曲のほうがなんとなく好き)。
ホルンのソロから始まって、上がっていく音階で夜が明けてく感。
盛り上がってからは木管はキラキラ音を出してる。
最後は長かった火の鳥の物語がここで終わるよーと言われてるよう。
3曲とも、高校の時の吹奏楽のコンクールでの演奏曲。
(※正確には2曲目のショスタコーヴィチは、浪人中に1つ下の後輩の勇姿を観に行ったのみだけど、かなり聴いた。)
3曲の最後が同じように、明るくやり切ったぞ!という感じがするのは、コンクールのために選んだ曲だからか、思い出バイアスか。
当時の「夏のコンクールまでちょっとしかない!」という適度なプレッシャーを感じるから、やる気の出ない朝にぴったりなのかもしれない。