今年1番の後悔をやっと振り返る。
子どもの頃、母と映画館で観てハマったのがディズニーの『美女と野獣』。
そして翌年の『アラジン』も大好きだった。
どちらもエンディングはデュエット曲。
『美女と野獣』をセリーヌ・ディオンが歌ってたのは記憶にあったけれど、男性側と『アラジン』の歌手は気にしていなかったと思う。
大人になって2曲ともピーボ・ブライソンという人が男性パートを歌ってることを知る。
ディズニーのエンディングを2作連続ってすごい!
そのすごいピーボさんの数年ぶりのライブを見逃したのが、今年一番の後悔。
ライブ予定が発表される直前の春先までは、しょっちゅうブルーノート東京のサイトをチェックしてたのに!!
夏の終わりに、ふと検索したらピーボさんが7月来日してたことを知ってショックでした。
すぐnoteに書けないくらいのダメージ。
この人こそプロの歌手、いや真のエンターテイナーだと思った人だから、また聴きたかったのに…。
2008年。
会社の同期からブルーノートでのライブに誘われ、歌うのがどんな人かよく知らないまま聴きにいった。
そしたら大好きなあの2曲歌ってる人で、めちゃくちゃ上手い!
がんばってる感ゼロなのにパワフルでエモーショナルで上手い!!
しかも聴衆へのサービス精神旺盛で、テーブルまわってバラを配ったり、何人かに話しかけてくれたり。
歌が上手いだけじゃなく、盛り上げて楽しませてくれるところまでセット。
この人は天から才能を与えられて、さらにきっと努力もして、ホント歌手になるべくしてなった人なんだと感じて、一瞬で魅了された。
アンコールに歌ったAin't Nobodyというカバー曲がカッコよくて、ピーボさんが歌うのを動画サイトで探して何度も聴いたくらい。
コロナもあり5年近く来日してなくて(私もちょうど下の子の育児にテンパってたし)、今年久しぶりだったのに!!
どうして春以降、チェックを怠ったのか…
過去の自分をうらみたくなる。
あー、来年も来てほしい。
来年こそ聴きたいな。
▼今年2番目の後悔はこちら(でも結局、ドクターストップで来日取りやめになった…)。
▼音楽ジャーナリスト吉岡さんという方が今年と、なんと15年前のライブのことも書いてらしたのでご参考に。