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ソフトテニスを楽しむために(前衛) 1

自分の意思でボールを取りに行こう

~積極的にボールを触る選択をしていこう~

始めに、後衛と前衛の一番の違いは何だと思いますか?
一番の違いは
「前衛はボールに触らないという選択ができてしまう事」です。

後衛は自分の後ろには誰もいないので、自分が打ち返すしかありませんが、前衛は後衛が後ろにいるので触らないという選択ができてしまいます。

後衛に遠慮してしまい触りにいかなかったり、ミスをした時や逆サイドを抜かれた時に後衛や指導者に怒られ動けなくなってしまう選手をよく見かけます。

その結果、後衛がボールを打つ回数が増えて先に上達しやすく、触る回数が少ない前衛の上達が遅れて、ペア間で戦力に差ができてしまい、前衛がますます触りに行きにくくなるという悪循環になってしまいます。

だからこそ最初からためわらずにボールを触りに行きましょう!
例えミスしても、動いた方と逆に打たれても構いません。
前衛は10本ミスしても10本取り返せばOKです。

一番ダメなのは「何もしないこと」だと心に刻みましょう。

そもそも、ペアの後衛だろうと日本一の選手であろうとミスをしない人は1人も居ません。
何も恐れず、触りに行く事が楽しいと思えるようにたくさん動いて、前衛というポジションを楽しみましょう。

1人でも多くのソフトテニスを愛する者が、確かな一歩を進む為の道しるべになることを願います。

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