ストレッチの重要性を知る
膝が痛い
どうも、いっちゃんです
現在、鈍い痛みが
私の左膝を襲っています
昨日までは激痛でした
こうなった原因は判明しており
運動前のストレッチ不足によるもの
膝に痛みが出てから
約24時間痛みが続き
歩くことさえもままならず
横になっても収まりませんでした
私のようにならないためにも
皆さんにはストレッチの重要性を
説きたいと思います
ストレッチの分類
一口にストレッチと言っても
どのように筋肉を伸ばすかによって
以下の通りに分類できるようです
1. バリスティックストレッチ
2. 動的ストレッチ
3. アクティブストレッチ
4. パッシブストレッチ
5. 静的ストレッチ
6. アイソメトリックストレッチ
(7. PNF)
出典: フリー百科事典 wikipedia
wikipediaの内容を見ていただければ
そこで完結ですけど
どうせなら自分なりに噛み砕いて
説明してみます
※解釈違いがあれば指摘ください
1. バリスティックストレッチ
通常の可動域を超えて反動をつけたストレッチは
バリスティックストレッチと呼ばれます
柔軟体操によく取り入れられるそうですが
この反動をつけた動作が
逆に筋肉を収縮させる(伸展反射)ことになり
怪我に繋がる可能性があると言われています
アキレス腱を伸ばすときに
リズミカルにグイグイと反動をつける人がいますが
あれはこれに当たるのでしょう
伸ばしている感があってやってしまいがちですが
アキレス腱ブチッ!は避けたいのでやめましょう
2. 動的ストレッチ
優しく可動範囲内で腕や脚を振ったり
胴体をねじる動作に挙げられるストレッチ
バリスティックストレッチとの違いは
反動をつけずに優しく可動範囲内でする点
あとで説明する静的ストレッチと
対をなすストレッチです
運動前にするべきウォームアップとは
怪我の予防、パフォーマンス向上が図れる
この動的ストレッチです
3. アクティブストレッチ
柔軟性を高め主動作筋を強化するストレッチ
ヨガに多く見られる形態ということなので
アクティブと言っても
走り回ったり激しい運動がある
ストレッチではないみたいですね
ちなみにヨガと言えば
硬式テニスのジョコビッチが
ヨガを取り入れているというのを
聞いたことがあります
ストレッチという柔軟体操に
メンタルトレーニングも兼ねて
ヨガを導入してみてはいかがでしょうか?
4. パッシブストレッチ
パッシブとは受動的と意味で
アクティブの対義語になります
パッシブストレッチとは
自分の手など伸ばしたい部分を抑えたり
パートナーや器具の補助を受け
通常の稼働域内で体位を取り
保持するストレッチで
クールダウンに適していると言われています
私が中学生の時、全国でも強豪校の練習に
参加させていただいたことがあったのですが
長い時間を取ってストレッチをしていました
その時行っていたのが
このパッシブストレッチでした
過酷な練習を日々こなすにあたって
練習の疲れを次の日に残さないためにも
こういったストレッチが重要なんだと
強く印象に残っています
5. 静的ストレッチ
このストレッチは筋肉をゆっくりと伸ばし
やわらかくして可動域を広げます
伸脚やアキレス腱伸ばしなど
『準備運動~』と言われて
みなさんがパッと思いつくであろうストレッチは
これに当てはまるでしょう
筋肉をゆっくり伸ばす部分は
パッシブストレッチにも当てはまりますが
可動域を超えて伸ばそうとする点が異なります
近年、研究者の間では
運動前にこの静的ストレッチをすると
パフォーマンスの低下や怪我を誘発する
と言われています
このストレッチの注意点としては
・同じ箇所を長い時間をかけて伸ばさない
・伸展反射を防ぐためにゆっくり伸ばすこと
・運動後がオススメ
全くダメなストレッチというわけではなく
伸ばす時間が6秒間であれば筋出力が向上したとか
運動後に行うことで
パフォーマンス向上や怪我防止につながる
という研究結果もあるらしいです
6. アイソメトリックストレッチ
静的ストレッチにも含まれますが
筋肉に力を加えた状態で保持することで
効果を得るタイプのストレッチです
体の前で両手を合わせて押し合ったり、
逆に両手を組んで反対に引っ張ってみたり、
四つん這いの状態から膝を浮かしていき
そのままの状態を保持したりする、
そんなストレッチ
自分が出せる筋力内で行うストレッチで
静止状態で曲げ伸ばし動作もないため
関節等への負担が少なく
怪我のリスクも少ないと言われています
いろいろ調べてみたけど
ストレッチというより
筋トレに近い印象?
7. PNF
分類でカッコ書きしたのは
これが複数の分類の取り入れた
リハビリの概念・手技だから
本来であれば
ストレッチの一種とするのは間違い
なので紹介まで。
ストレッチとしては
パッシブストレッチと
アイソメトリックストレッチと
アクティブストレッチの併用
ポリオ後遺症患者の筋収縮を高めるための生理学的理論を構築し、KnottとVossの理学療法士と一緒に開発した運動療法
出典: フリー百科事典 Wikipedia
とあったが
リハビリ向けのストレッチなんだな
という理解でいいと思う、たぶん。
ストレッチしなかった影響
ストレッチが重要であると
中学生の頃に理解しておきながら
なぜ私は運動前に
ストレッチをしなかったのでしょうか?
それは運動前にストレッチしなかったのは
ストレッチが重要だと知る前、
中学であの怪我をする前のことだったからです
中学生の頃、私は足が速い方で
学校の急造駅伝チームに選出されるほどでした
チームとなった仲間たちと
みんな一緒にストレッチしてから
グラウンドを何周も走ったり
本番のコースでタイムを測ったり
暑い中走り込みを続けました
陸上部も多く
必然的に足が速い人しかいない状況で
走るためのトレーニングをしてこなかった私は
正しい走り方も知らないし
かなり無理をして走っていたんだと思います
結果的に私は怪我をしてしまいました
オスグッド・シュラッター病
左膝の痛みで歩くのも大変になり
医者に診てもらったところ
オスグッド・シュラッター病と診断されました
痛みが取れるまで安静
部活にはしばらくの間は参加できない
駅伝のメンバーからも辞退しました
オスグッドは成長痛の一種だ
という人もいますが
成長期の子に起きる症状というだけで
断じて成長痛ではないです
オスグッド・シュラッター病は
まだ成長途中の柔らかい軟骨が
筋肉の収縮で引っ張られたことより
軟骨の一部が剥離し
腫れや炎症を起こします
成長痛は
成長で骨が伸びることで
筋肉が引っ張られて生じる痛みなので
原因がそもそも異なります
舗装されたアスファルトも
タイム計測時によく走っていたため
筋肉への負担は
大きかったんだと思います
怪我をしないためには
筋肉の緊張を解すことが重要です
私だってみんなと同じように
ストレッチをしていたはずですが
私は人一倍身体が硬かったので
もっと入念にストレッチするべきでした
みんながストレッチを怠る理由
早く練習に入りたいから
時間一杯練習したいから
だと思います
今でもその気持ちはよく分かります
でも、その結果が今の私の状況
今回の痛みは
その病気の後遺症とも言えるもので
酷いと手術の必要もあるようです
日頃しっかりストレッチをすることで
痛みを和らげることもできるのですが
膝に爆弾があるのは変わりないです
何が言いたいかというと
長たらしく書きましたが
ストレッチは怪我を防ぐためだけではない!
ということ
状況に応じたストレッチが
自身のパフォーマンスを向上させます!
私のように怪我をしないためにも
怪我は一時のものではないことを知り
ストレッチがパフォーマンスを高めるのにも
効果的であることを理解してくれたのなら
怪我で悩む人が一人でも減るのかなと思います
編集後記
筋膜リリースがオスグッドの再発防止に
効果的であることを今回調べて知ったので
やってみようかと思う
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