大文字を観る会の記録 〜2016年 YUBILYMPIC開催
ソフトディバイス恒例行事、大文字を観る会を振り返る企画。
大文字を観る会とは、softdeviceが京都の夏の風物詩「大文字の送り火」の日に毎年開催しているパーティのことです。お世話になっている方々をご招待し、ちょっとしたゲームや料理を楽しみながら、送り火をみる会です。
記念すべき第一弾は、2016年開催の大文字を観る会「ユビリンピック」です。2016年はオリンピックイヤー。指で様々な競技を行い順位を競う、それが「ユビリンピック」です。
なぜ指で?と思う方も多いと思うのですが、きっかけは弊社代表の八田が熱を入れている「指サッカー」がきっかけとなっています。指サッカーは指にサッカーシューズを模したサックをはめて、小さなサッカーボールを指で弾いて点を競う競技です。指サッカーを基軸として競技数を増やしていったものがユビリンピックになります。ちなみにユビリンピックの開催は二回目となります。(初回は2012年)
当日の様子です。
動画から競技の一部を紹介。
シンクロ
まずはシンクロ。「指二本で遊ぶリズムゲーム」です。仕組みとしては
1. 実際に指で押すボタン、それを含むハードウェア (Arduino + 各種センサ)
2. ボタンの信号を受け取って、実際にゲームをプレイするプログラム (Unity)
3. ランキングを集計/表示するシステム (DB + web)
といった技術で出来上がっています。
もちろん音楽は自作で、二曲から選ぶことができます。一曲はオリジナル、一曲はリミックスです。ベーシスト澤海の一人プロジェクトです。
ボクシング
デバイスを指で弾いて(=デコピン)画面のレトロなボクサーを倒します。
陸上
トラックが力作です。
ローラーを指で転がしランナーを進めるアナログな機構。
判定もシビアに、モニターでスロー再生。
水泳
こちらは水泳。水にさしこんだ人差し指と親指をバタバタうごかすと、スイマー人形が前に進みます。仕組みは、指につけた磁気センサーで指のバタバタする動きをとって、バタバタするほどモーターがまわり、アクリルの棒につながったスイマーを前に進めます。
こちらは制作過程の動画。スイマーがバタ足ならぬバタ指でゆっくりとすすんでいきます。隣のレーンではプロジェクションされたバーチャルスイマーが泳いで、ユーザのモチベーションを維持に一役買っている、という仕組みです。
準備風景
ここからは準備の様子です。
量産体制、職人たち。
上位入賞者に授与されるメダル。もちろん指に下げます。
アナログな作業も多いです。
ゴルフコースを作っています。
いかがでしたか?以上、2016年の大文字を観る会でした。