「大文字を観る会2024」を振り返る
8月16日、京都の五山の送り火にあわせて開催するsoftdeviceの夏の恒例イベント「大文字を観る会」が開催されました!
ここ数年はコロナ感染対策の関係もあり、オンラインのみやハイブリッド開催をしてきましたが、今年はオフラインのみでの開催となり以前の活気を取り戻したように思います!
コンテンツの紹介
ここからは今年のパーティで披露されたコンテンツを順番に紹介していきます。
EKAKIO
弊社の自社プロダクトであるEKAKIOを使ったワークショップです。
今回のテーマは「かんたんプログラミングでメガを動かそう!」となっており、最大5名で協力してうまくコンテナを運ぶことを目指します。
参加者はiPadを使って自分が担当するパートをプログラミングし、その結果は目の前の大きなディスプレイで全員が確認することができます。
アームを操る3名の他、音を出したりLEDをタイミングよく光らせるなどの役割があり、単独では成功しない仕組みになっているところが盛り上がりポイントになっていました。
Primee!
今後リリース予定のアプリ「Primee!」を先行して遊んでいただきました。
シンプルな操作で、素数を楽しみながら学べるゲームになっています。
そして本家リリース前にも関わらず、このアプリにインスパイアされたファミコンゲームも作ってしまいました(偏愛)。
2つのモードがあり、協力して遊ぶこともできます。
こちらも待ちが発生するほど大きな盛り上がりを見せていました(ちなみにファミコン版は非売品です)。
すだちかゆこうか
こちらは「すだち」と「ゆこう」をテーマとした、誰よりも多い出荷量を目指すカードゲームです。
柚香(ゆこう)とは、徳島県の山間部のみで栽培される柑橘類の一種で、ユズとダイダイの自然交配種だとされています。
ルールはこちら↓。最初に「すだち」か「ゆこう」かを決めて、決めた方のカードだけを手札から出していき、出せなくなった人から脱落していきます。出した分だけ山札からカードを補充できますが、自分が決めた方のカードが引けるとは限りません。
ちなみに、ゆこうはカード数が少ない代わりにすだちの2倍の得点があります。すだちを使って数で押し切るもよし、珍しいゆこうを使って得点を稼ぐもよし。各々が自分の戦略で遊ぶことができるスルメゲーでした。
omisete!
続いて「omisete!」を紹介します。
こちらはスマートフォンを使って遊べるブラウザゲームです。
遊び方はカンタン。画面にランダムに表示される色と同じ色をカメラを使って探して撮影し、色の一致率を競います。
例えばこの画面では青色が表示されたので、カメラの映像(中央の円)で同じくらいの青色を探します(この画面では16%とまだまだですね・・・)。
色の一致率が高い順にランキングが出るので競争心が刺激され、無心でやってしまいました。シンプルなのにハマってしまう、魅力的なゲームでした。
自作8Kモノクロプロジェクター
弊社社長による、8Kで映るモノクロプロジェクターを自作してみようというマニアックなトライ。見かけからすでに物々しい雰囲気が漂っています。
こちらは映してみた様子。
実際にここまで映すことに成功したようです!ただただスゴい。
ただし光量が足りなかったり、光量を増やすと今度は高温になりすぎるといった課題もあるようなので、今後のさらなるパワーアップに期待が膨らみます!
料理
ここまで作品を見てきましたが、お祭りの中心になるのはやはり料理です。
冷やしきゅうりや煮卵、珍しいバターナッツカボチャを使った料理まで、今年もたくさんの料理が並び、料理を味わいながら交流を深めている姿があちらこちらで見られました。
夏といえば!ということで、ベランダでは流しそうめんも行われました。
大文字パーティーでは恒例になっているのですが、生まれて初めての流しそうめんだったという方もちらほら。
子供から大人まで、たくさんの方に楽しんでいただけたようで大変光栄でした。
HONEY BAR
ここで料理がらみのコンテンツをもう一つ。
養蜂家の顔を持っている弊社のメンバーによる「HONEY BAR」です。
各種取り揃えたはちみつをクラッカーと一緒に食べ比べできます。
ちなみに左に行くにつれてクセが強くなっていくようです。
個人的にははちみつの味の違いを感じられるか不安でしたが、食べてみるとまるで味が違うことがわかり、とても新鮮で面白い体験でした。
点火
いよいよ20:00から、大文字パーティーのメインイベントの点火です。
点火と同時にゾロゾロとベランダに出ていきました。
弊社のベランダからは、「大」と「妙」の字を見ることができます。
点火が始まるとそれまでの賑やかな雰囲気がスッと落ち着き、参加された方各々がじっと火を眺め、少しばかりの非日常な時間に身を任せていました。
さいごに
今年は数年ぶりのオフラインのみの開催ということで、コンテンツもかなり充実しており、楽しんでいただけたのではないでしょうか!
softdeviceは仕事か遊びかに関わらず、日々プロトタイピング精神を大切にしながら活動しています。
少しでも興味を持たれた方は、ぜひ一度ウェブサイトを覗いてみてください。