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SACS外販の現状について聞いてみた!

ソフタスホールディングスのSACSの外販事業について、営業活動を行っているソフタスホールディングスの北村営業部長(ソフタス執行役員兼任)に、現在の状況について伺ってきました!


《sgSquare編集委員》(以下、編集委員:)
SACS外販の営業活動を積極的に開始されて1年が経ちましたが、まずこれまでの営業での市場の反応や現在の状況などをお聞かせください。
また今年の上期には成約いただきSACS外販の講義が開始されたと伺っています。この点についてもお聞かせください。

《北村営業部長》(以下、北村さん:)
本日は、SACS外販の状況についてご報告するとともに、まだSACSを受講していない方に対しても、どのようなスキルが身につき、どのようなキャリアが目指せるかを具体的にお伝えしたいと考えています。

SACS外販の特徴と市場からの反応を共有することで、その価値をグループ社員の皆さんに理解いただき、今後、さらに多くの方にSACSを受講したいと感じていただければ幸いです。

対象はコンサルタントを目指す人だけでない

編集委員:
では、まず1年ほどSACS外販の営業をされてきましたが、どのような活動をされてきたのでしょうか?

北村さん:
最初の段階では、SACS外販に対する顧客の意見を集めることに注力してきました。製品に対して顧客が重視するポイントや、どのような訴求が求められているかを確認するためです。顧客との対話を通じて見えてきたのは、「コンサルタント育成」と「2年間の研修期間」という点でした。

実際に営業活動を進める中で、「コンサルタント育成」よりもむしろマネジメント育成に対するニーズが強いことがわかり、SACSの内容がこの課題に十分応えるものであることから、「次世代マネージャー育成」という表現を採用しました。

カリキュラムや教材の内容には変更を加えておりませんが、期間については1年目の内容に特にフォーカスしてご案内することにしています。

営業資料 表紙人物は講師の北陸ソフタス角丸社長

評価制度の導入による製品力の強化

編集委員:
SACS外販において、受講者のニーズや販売のための工夫について教えていただけますか?

北村さん: 
大手企業様の場合、若手社員の基礎的なスキル向上が求められるケースが多く、中小企業様では次世代を担うリーダー育成への危機感が顕著に表れているように感じます。これらのニーズに対し、SACSが適合するものと認識しています。顧客や様々な関係者の意見を収集する中で、こうした理解が深まりました。

また、販売を進めるにあたって、製品力の向上が不可欠だと考え、この1年で製品力の強化にも注力してきました。特にSACSの講師陣の尽力により、新たな受講者評価制度を構築しました。この評価制度の作成を契機に、講師側の育成方針を明確にし、各講義で向上させるスキルを具体的に示すことで、どのような研修なのかお客様にも理解いただきやすくなったと感じています。

SACSで獲得する3つの能力

編集委員:
具体的にSACSではどのような能力を向上させ、評価制度はどのように活用されているのでしょうか?

北村さん:
営業用資料(※後掲)にも掲載していますが、大きく3つの能力があります。

一つ目は「経営思想・経営視点」の重要性です。私も営業を始めた際にお客様に強調してきましたが、SACSでは、経営や事業に対する深い洞察を持つことで、単なる基礎知識以上の理解を深める機会を提供しています。

次に「本質に向かう思考力」です。ソフタスの田口社長もよく強調される点ですが、表層的な理解に留まらず、真の意図や多角的な視点を追求する深い思考力を養うことを目指しています。そのため、SACSでは事前課題としてワークシートの記述量を増やし、深く考える過程を重視しています。

三つ目の「イノベーションを創出する発想力」は 2 年目から取り組む内容です。常識に囚われない柔軟な発想力、新たなニーズやビジネスモデルをひらめくことができる能力です。この部分は、顧客からの理解がまだ進んでいない領域ですが、まずは1年目に集中する2つの能力の成長が重要であると考えます。

評価制度の活用として、講義後に受講者の成長や変化を評価したレポートをお客様にフィードバックしています。このフィードバックは、受講生の具体的な成長がわかると評判です。

営業資料「3つのスキル(能力)」

SACSで目指す人物像

編集委員:
ありがとうございます。営業資料には目指す人物像という記載がありましたが、この点についても教えてください。(※資料後掲)

北村さん:
SACS外販で目指している人物像は、特に1年目においては「自社の経営思想を深く理解し、会社の方向性を考え実践するプロアクティブ人材」です。

具体的には、会社や経営者が事業計画や社内報を通じて何を伝えようとしているのか、会社が目指す方向性を自身で考え、理解し、自発的に行動に移せる人材です。このような人材が必要ではないかとお客様に提案しています。

また、「物事の原理原則や事象の根底にある課題に常に目を向け考察し、解決策を見出してゆける人材」も目指すべき姿です。このような深い思考力を持つ人材の重要性を経営者の皆さんにご提案しています。

営業資料「SACSで目指す人物像」

特に伝えたい特徴

北村さん:
特に皆さんに伝えたい特徴として「少人数によるディスカッション中心の講義スタイル」があります。

想像してみてください。8人程度の少人数で毎回3~6時間、みっちりとディスカッションする場です。準備が不十分だと発言するのが難しいですが、覚悟を決めて挑戦すれば、しっかりと鍛えられます。そして他者の意見に触れることで、自分の視野がどんどん広がっていく感覚も味わえることでしょう。外販で受講されている方々も、そうした変化を実感しています。

またドラッカーの書籍を教本に採用していますが、正直なところ読みやすいとは言えません。しかし、まさにその様々な解釈が可能なドラッカーの哲学的な内容こそが、SACSでディスカッションを活性化させるために選定している理由です。難解だからこそ、多様な視点が生まれ、深い議論ができるのです。

営業資料「SACSの3つの特徴」

営業成果と今後の展開

編集委員:
ここからは営業の成果について教えてください。本年4月に1社目の成約があり、続けて最近2社目・3社目の成約があったと伺いました。

北村さん:
1社目のお客様は6月からスクールを開校し、幹部候補生3名に加え、ソフタスの役職者から2名も参加しています。先日、講義の効果についてお客様の社長から「会議での発言が増え、変化が感じられる」との評価をいただき、講義の効果が現れていると感じています。

2社目、3社目については異業種のお客様も含まれており、9月に開始したばかりではありますが、良好な結果が得られれば、知人の経営者への紹介も考えているとのお話もいただいています。

質の高い研修が口コミで広がり、販売活動が不要となるような理想的な連鎖を目指し、今後も取り組んでいきます。ドラッカーが唱えた「マーケティングの理想は販売を不要にすること」という理念を体言したいと考えています。

SACS未受講の皆さんへ

北村さん:
SACS外販に注力したことで、受講内容の質が一層向上し、顧客からも高い評価をいただいています。

この機会に、ぜひグループ会社の皆さんにもSACSを受講していただき、自身の成長とキャリア形成に役立てていただければと思います。SACSは経営視点を身に付け、新たな挑戦に必要なスキルを高める絶好の場です。ご参加を前向きにご検討いただければ幸いです。

SACSホームページ
https://sacs-hrd.com/


取材協力:ソフタスホールディングス 営業部長 北村淳
(ソフタス 執行役員・営業部長 兼務)



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