お仕事の話
今日の文章はいつもに増してクソつまらないので読まない方がいいです。
今日はあまり人に話したことはない自分の仕事について書いていく。
結論から言えば自分の仕事は大きな括りで「設計」と言える。
仕事なにしてるの?という問いかけに「設計」の仕事してます。と答えると。大体の人には家の設計だと勘違いされる。
でも違う。
じゃあなんの設計してるの?と尋ねられると、そこで私は初めて「プラント設計です。」と答える。
すると、大体の人はプラント設計???と頭の中に10000個程のクエスチョンマークを並べたような顔をする。
なので、プラントっていうのはね、発電所とか製鉄所とか高炉とか貯蔵設備とかそういうおっきい設備のことだよと言う。
細かくいうと、ちょっと違う。
"その説明ちょっと違うだろ"と心の中で叫んでいるリトルそたろを制止して、自分を納得させた上で説明を終わりにする。
問いかけた側もあまり分からないし、答えた私も正しいことを伝えられていないというモヤモヤが残って離れない。
これこそが、私があまり仕事のことを人に話さない理由のひとつ。
学生の頃は特に何やりたいとかなくて、なんか設計てかっこいいて感じのバイブスで設計の世界に飛び込んだ。
あとは、おっきいモノかちっちゃいモノどっちを作りたいかで考えただけ。
無論、前者。
男はおっきいモノに憧れるんだよ。
設計て言葉の響きがスマートだから、パソコンでパパッと終わらせられるものとか思ってたけど、否。
モノづくりはそんなに甘くなかった。
滅茶苦茶に泥臭い。納期に常に追いかけられ、計算しては確認。調整しては確認。そして確認、確認&確認て感じ。自分のやったこと全てに証拠と根拠を残す。
なにか問題が起こった時には皆、口をそろえてエビデンスは?と。
正直面倒くさい。
残業も多く、辛い時も多い。ゲロったこともある。
だけど、自分が設計して図面を描いたものが実際に製作されて形になってお客様に喜んでもらえる。
ありがとうと言ってもらえる。だからこそ自分が関わった製品には手は抜けない。
とてもやりがいあって素晴らしい仕事と思う。
別に設計の仕事に限ることではないけど、仕事はオナニーでしかない。自己満足の世界。
手は抜けないけど、本気で手をかけた分だけ最終的には抜けちゃうって言うなんともいえない不思議ワールド。
あ、昇進が決まりました。
給料が上がったとかそんなことよりも、自分の頑張りを評価してもらえたことが1番嬉しかった。
次の昇進まで精進。
伸び代ですねぇ。