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歯科で働く理学療法士が教える マスク生活が与える老け顔について

随分と春らしい気温になってきましたね。
どうも月末PTの大学の同級生です。
今回は、歯医者さんで働く理学療法士が教える、マスク生活が与える老け顔について書いていきます。
「マスクを外したら、こんな顔だったんだ、、」と相手にがっかりさせない老け顔撤退体操についても合わせて載せていきますので、ぜひ最後までご覧ください!

最近はマスク生活が少しずつではありますが、無くなりつつありますね。

「よしっ。マスク外そう!」と思ってマスクを取ってみたら、、、
「あれ?老けてる?」「前より疲れた顔になってる?」「怒ってる?」など、、
ふとした瞬間の写真写りが悪いなんてこともありますよね。

マスクを取ったら印象が悪くなってしまうこともあります。
実際に私はマスクを外してみるととても老け顔になったなと感じました、、。

マスクは感染予防には欠かせないものでしたが、顔半分が隠れてしまって表情がなくとも人と話せてしまっていました。そのため最小限の顔の表情で会話が成り立っていました。
ここ2〜3年間私たちはマスク生活に慣れてしまったせいで、お顔の筋肉は衰えてしまっています。

「じゃあ、マスク外したらニコッと笑顔を意識しながら話せばいいか!」
と思っていても、ふと無意識になると顔が強張っていたり、硬い
表情になってしまうのです。
それくらい、マスク生活の2〜3年間の代償は大きいのです。

ではマスクによって、老け顔を生み出すお顔の筋肉解剖から勉強してみましょう。

お顔の筋肉はこのようにたくさんの筋肉で成り立ち、私たちは表情が作れています。

たくさんの筋肉がありますが、、
今回は①笑筋②口輪筋③舌筋について書いていきます。(③舌筋は前々回の歯科で働く理学療法士で詳細が載ってますので、そちらをご覧ください!)

まずは①笑筋です。

字の通り、「笑う筋肉」ですので、ニコッと笑う時に使われる筋肉です。この筋肉を鍛えると口角が綺麗に上がった笑い方になります。笑筋が衰えると、「への字口」になって怖い印象を与えてしまったり、頬がたるんできてしまいます。一気に老け顔になる筋肉ですので、しっかりとこの笑筋を鍛えていきましょう。

次に②口輪筋です。

口の周りに縁を描くように丸い筋肉です。口の周りにあるので、口を閉じたり、口を尖らせたり、口元の細かな動きができます。
口輪筋が衰えてくると、ふとした瞬間にお口空いてしまったり、口呼吸の原因になってしまいます。食事中にお口が空いたまま食べてしまう、くちゃくちゃ食べもこの一つです。無意識の時に口が開きやすくなるため、お口のトレーニングを習慣化にする必要があります。

⭐︎笑筋の鍛え方
私のオススメは、“割り箸スマイル”です。


前歯から数えて3本目の“犬歯”と呼ばれる歯の後ろに割り箸など棒を噛んで笑います。(私はめんどくさがりなので、朝歯ブラシついでに歯ブラシの手持ち部分を噛んでやっていますww)
その時に割り箸と頬がつかないようにグッと口角を上げて笑うようにしましょう。この状態で60秒間キープします。これだけです。
これだけでその日の笑い方はとっても可愛く美人になります⭐︎“
私は割り箸スマイルをやってみたら、30秒くらいで頬が攣りそうになりました。
そして次の日筋肉痛でした。(どれだけ日々使ってないのでしょう、、w)

⭐︎口輪筋、舌筋の鍛え方
おすすめは“あいうべ体操”です。

あいうべ体操は、「あ〜」「い〜」「う〜」「べ〜」と口を動かすだけの体操です。この動きは口輪筋や舌筋、笑筋などたくさんの筋肉を使うことができます。
このあいうべ体操は、口元も舌も動かすので、唾液がたくさん分泌されます。この体操を続けると“口呼吸の軽減”、“免疫力向上”、“小顔効果”など様々な効果がある体操です。

この2つの体操をするだけで、マスクの下で衰えていた筋肉は徐々に活性化されます。
決して、楽しいトレーニングではないので、自分のやる気と継続力が必要です。それに伴い、目標を掲げるとトレーニングを継続して行うことができますので、目標をしっかり定めてぜひやってみてくださいね!

最後にマスクが与える影響は、大人だけでなくお子さんにも大きな影響を与え続けていました。マスク下では、鼻呼吸は苦しく口で呼吸してしまうことも、、。
「お子さんにも、鼻で呼吸して欲しい。」
お子さんには絵本を通して鼻呼吸の大事さを知ってもらいたいと思っています!
私が働く小児歯科では、”はないきおばけとくちいきおばけ”で鼻呼吸の大事さを伝えています。是非、お子さんと読んでみてください!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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