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【女性が上】年の差婚ってどうなの?

クラウドワークスで集めた50件の「テーマ」の1つ。

本記事は、非常に切実かつナイーブな…

悩みというより相談に近い形で寄せられた「テーマ」です。

テーマの提供者は12歳差の年の差婚をされたそう。

女性が上の年の差婚

夫婦仲は良く、2人も親戚関係も納得の結婚だそうです。

しかし、周囲の目が気になる…。

ご本人も「人それぞれ」であることは理解されている。

それでも…どうしても周りの意見が気になる…。

noteをご覧いただいている方の中にも

・誰にも言えない悩みがあるんだ。
・性別に関する悩みって…言いにくいよね。

と思っている方は、少なからずいらっしゃるはずです。

今回は、お悩み相談のような形の記事です。

特に女性が気になる記事だと思いますが、

逆に言えば、

男性は女性の心を理解するために、ご一緒にお考えいただければ幸いです。

「平均初婚年齢」から考えられること

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厚生労働省の人口動態統計によると、

・婚姻数は、減少傾向。
・平均初婚年齢は、【夫】31.1歳【妻】29.4歳

わざわざデータを確認しなくても、

確かに「女性が年下」のイメージは強いのではないでしょうか。

時代も変化を遂げ、女性が年上の夫婦もよく見かけるようになりました。

しかし、言われてみて気づくのは…

確かに「女性が上の年の差婚」って…

ほとんど見ません

そういえば、芸能人ですら年の差婚ネタはほとんどが「男性が上」。

テーマ提供者が言うように、「女性が上の年の差婚」には悩みがつきものだと感じざるを得ません。

おそらく以下のような悩みがあるでしょう。

・周囲から「肉体や財産を目的」とした結婚と言われる
・夫が周囲からバカにされている姿を見る
・育児をしている場合、子どもの友達から親の批判をされる

などなど。

想像すらできないほど、周囲からの目がつらそうです。

年の差婚の前に…「ジェンダー」という考え方

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最近では「ジェンダー」という言葉が当たり前になりました。

・◯◯ハラスメント
・性同一性。
・同性愛。

様々な「愛のカタチ」があり、特に社会的な性差のことをジェンダーと呼びます。

例えば、会社で「女だからお茶出しておいて」と言われるのは、既に禁句ですね。

昭和時代に働いていた人であれば、常識のように話されていた言葉でしょうが…。

学校の先生なら、勇気を出させてあげようと女生徒の肩をポンッと叩いただけでも…。

はぁ…。なんて時代になってしまったんだ…。

って気がしませんか?

そもそも、現在「大人」になっている人もわかりやすい感覚をお伝えしましょう。

『少年ジャンプ(集英社)』を読んでいる女の子。

現代では当たり前の光景ですが、昔は違和感があった。

逆に、

『りぼん(集英社)』を読んでいる男の子

今も昔も、違和感があるのではないでしょうか。

いえ、むしろ「りぼんを読んでいる男の子」の方に違和感を感じませんか?

もちろん、ジェンダーフリーを推進しようとしている現代では、りぼんを読んでいてもなんの問題もありません。

問題意識する必要すらありません。

ですが、ジャンプを読んでいる女の子も、りぼんを読んでいる男の子も。

「周囲の目は気になる」

感覚的には、そんなところでしょう。

あくまで筆者の個人的な主観では、ジェンダーの考え方は度を越えてはいけない部分だと思っています。

もちろん「人間を尊重する」という意味において、非常に大切な考え方だと思っています。

しかし、性別が異なる以上、「差」は存在します。

男性なら、筋肉が発達します。
女性なら、見た目だけでも体が発達します。

言わなくてもわかる性差ですよね。

とはいえ、

「男だから…女だから…」と言う時代は終わりました。

そのうえで、

男性が「俺は男だ!」と思うのと、女性が「私は女だ!」と思うのには、少し違いがあると思うんです。

「俺は男だ!」「私は女だ!」に対して「いや、違う!」と言われてみる…

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例えば、

・男性が「俺は男だ!」と言ったとき、友人から「いや、違う!」と言われます。
・女性が「私は女だ!」と言ったとき、友人から「いや、違う!」と言われます。

ジェンダーフリーの考え方だと、「どちらも同じ」になります。

しかし、おそらく本記事を読んでくださる男性の多くは…

女性の方がつらいだろう!と感じているはずです。

もしかすると、本記事を読んでくださる女性も、同じように考えているかもしれません。

これは心理学の分野になるのですが、

「男脳」と「女脳」という考え方です。

一般的に、「男脳」は論理的。「女脳」は感情的。と言われています。

だから、精神的なダメージは女性のほうが大きく受けやすい

生活の中で、多くの人々は感覚的にそのことを理解しています。

【年の差婚】同じことでも女性はダメージを受けやすい

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年の差婚については、非常にナイーブな面です。

精神的な問題が多く、本記事はあくまで筆者の偏見によるものだとご理解ください。

「男脳」と「女脳」に違いはあります。

性別が異なる以上「全く同じ」というわけにはいきません。

女性が男風呂を覗いた。
男性が女風呂を覗いた。

これはどちらも犯罪ですが、罪が重いのは男性のほうです。

実は、現代では男性は多くの性差に悩まされています。

年の差婚ではなく、学生だった幼少期からずっと悩んでいるのです。

年上のお姉さんに恋をしても…熟女好き?w
年下の女の子に恋をしても…ロリコン?w
女の子の服を着てみたいと思っても…オカマ?w
アウトドアが苦手でインドアになっても…陰キャ?w

男の子は小さい頃から「男だろ!」と言われているのです。

昔ではありません。

現代です。

学習塾をしていたころ、総人数1500名以上を指導しました。

男女比は同じ程度ですが、性別を盾にするのはいつも女の子です。

男が教室でペラペラおしゃべりをしていたら…黙ってなさいよ!
男が疲れて勉強部屋で寝ていたら…もっと努力しなさいよ!

男子はみんな、言われ続けて生きているんです。

もちろん、女子も同じでしょう。

ですが、

女子が教室で寝ていたら…男子はそっと見守っている。
女子が服を脱いでいたら…男子は慌てて教室を出る。

長年、性差に悩まされているのは男性も同じなんです。

【女性が上】年の差婚の考え方

ここまで述べてきたように、男性は幼い頃から性差に悩まされ鍛えられています。

しかも、「男脳」をもっているため「鈍感さ」もあります。

周囲から年の差婚で否定されていようが「関係ない!」と言い切れます。

しかし、女性はというと…

男性ほど幼い頃から性差(ジェンダー)に悩まされていません。

いえ、恋愛や女性同士の悩みは尽きなかったはずです。

同性同士の悩みに関しては、男性が想像することができないほど壮絶だったはずです。

しかし、「女子だからしてはいけません」が禁句になった今、女性は異性から攻撃されることが少なくなりました。

極端な話で言えば、男性の前で服を脱いで大声で叫べば…法律的に勝てます。

いえ、それは昔であれば全て男が権力を肩に握っていたことなんです。

男だから女を守らなければいけない。
男だから家族を食わせていかなければいけない。
男だから自分をしっかり持て。

今でも、ナヨナヨした男性を見れば、女性たちは口を揃えて言っているはずですよ。

つまりですね、

年の差婚を考えるとき、現代では女性が男性と同じ立場になってしまった。

それまで男性が担っていた攻撃の的が、女性に転換されるときがきてしまった。

社会で活躍する女性が増え、女性が立場を上げていく。

それは非常に良いことだと思うんですが、だからこそ女性を守るものがなくなった。

女性が上の年の差婚をすると、周囲が「常識」を盾にして話してきます。

その一つ一つが、「女脳」であるあなたには辛いのでしょう。

盾を持たずに、社会に出向いていくのですから…

つらいに決まっています。

やっぱり「愛」を盾にするしかない!

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女性である以上、感情的だと言われます。

本人に自覚があろうとなかろうと、やっぱり男性よりは感情的です。

主体的な感情ではなく、周囲からの発言を受け入れてしまう受動的な感情です。

ゲームのように攻撃を数値で表してみると、

周囲の発言によるダメージが100だとします。

男性が受けるダメージは、鈍感さがあいまって80くらいになります。

しかし、女性は受け入れる体質にあるため200くらいのダメージを受けます。

そんな感じでしょうか。

だから、「盾」を持つ必要がありますよね。

旦那さんを盾にするのも良いでしょうが、ここはやっぱり

「夫婦になってよかった!」

と思えることが重要でしょう。

誰がなんと言おうが、

私は幸せなんだ!幸せだからいいんだよ!

そう言えるくらい、自分のに自信をもってください。

あなたの家族は、あなたのつらさを理解しているはずです。

あなたの夫は、全てを受け入れて一緒になったはずです。

あなたの親戚は、あなたが幸せになると思って同意したはずです。

他人の言葉に惑わされず、しっかり自分の愛を見つめてみてください。

大切なのは、家族です

周囲の発言や、他人の意見など

家族に比べれば取るに足りない

それでも、つらいときはやってきます。

だから、愚痴ることもあるでしょう。

それでいいのだと思います。

幸せになる!

そう思える相手に巡り会えたのなら、信じてみて損はないはずですよ。

追伸

テーマ提供者ほどではありませんが、

筆者も8歳年上の女性に恋をした。

7年も付き合った。

周囲の意見を聞き、それでも好きだ!

と言い切った。

だけど、その恋は実らなかった。

女性が年上だとしても、年の差婚だとしても。

俺からすれば

うらやましい限りです。

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