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無職144日目 最終兵器小惑星爆弾

何度も書いているけれど、ゴルゴ13が好きだ。
コミックスと文庫版は新刊が出れば必ず買っているし、外出先で持ってきた本が読み終わってしまったり、本を持ってくるのを忘れたりすると、コンビニで総集編を買って読んだりする。どこのコンビニにもゴルゴ13なら大抵は売ってるから便利。
風呂上がり、着替える前に本棚からランダムに文庫版を取って裸のまま読み返したり、寝る前にちょっと読むつもりが一冊まるまる読み終えてしまったり、俺の生活には欠かせないものになっている。

好きなエピソードはたくさんある。俺はわりと初期の作品が好きだけれど、近年だと、「最終兵器小惑星爆弾」が面白い。

ロシアが秘密裏に行うレアメタル採取のため、小惑星の捕獲に成功。ところが計画のリーダーである科学者がロシア政府に弾圧された同胞の少数民族の恨みを晴らすため捕獲した小惑星をモスクワに落下させようとする、というストーリー。

このエピソードが発表されたのは2016年。ロシアとウクライナの確執を描く先見の明は言うまでもなく、B級映画のガジェットみたいなレールガンでゴルゴが小惑星を撃ち落とすというバカみたいでド派手な展開が最高。ガンスミスのデイブの出番が多いのも嬉しい。
国中の電力を集めるってのもゴルゴ版ヤシマ作戦という感じでアツい。
なかなかの快作だと思う。

漫画は好きでたくさん読んでるけどゴルゴ13は読んだことがない、という輩はぜひ読んでみてほしい。マジで超面白いから。

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