欠勤29日目 SOUNDS LIKE SHIT
先日、ハイスタのドラマー、恒岡章氏(通称ツネさん)が亡くなった。
俺はパンクスではないけれど、高校生の頃はよくハイスタを聴いていたので、少なからずショックを受けた。
そこで、前々から興味はあったけれど観ていなかったハイスタのドキュメンタリー映画「SOUNDS LIKE SHIT」を観てみた。
日本を代表するパンクバンド、ハイスタ=Hi-STANDARDの栄光と挫折に迫ったドキュメンタリー。メンバーはベース&ヴォーカル難波章浩、ギター&ヴォーカル横山健、ドラムス恒岡章の3人。ロック、とりわけパンクが好きな人なら必ず聴いたことがあるバンドだと思う。俺も高校1年生の頃に初めて聴いて、好きな女の子にCDを貸したりしていた。友達と一緒にアルバムの中でどの曲が1番良いか話したりね。
映画は、かなり見応えのある内容だった。メンバー3人とも良いことも悪いことも正直に真摯に話していた。海外ツアー、大規模フェスの開催、レコード会社からの独立、横山の抑鬱状態、横山と難波の確執、活動休止、それぞれのソロ活動、東日本大震災、11年ぶりの活動再開、などなど。
一番驚いたのは、ツネさんの病状について。亡くなった後だから余計に悲しく切なかった。ただ、亡くなってしまっても、ツネさんの音楽はハイスタとしてこれからも残り続ける。ツネさんの死は風化しない。ハイスタが存在する限り、ツネさんのドラムはかつてクソガキだった俺や、現役のクソガキたちのハートを熱くし続ける。そう考えれば少しは救われるかな。
ちなみに俺は、ハイスタのアルバムは最初期の「LAST OF SUNNYDAY」が好き。展開がコロコロ変わるオルタナっぽい感じが好き。
今日の一枚
取り急ぎ感が出まくりだけれど、ハイスタを描いた。後日またちゃんと仕上げる予定。
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