休職332日目 Colorado Shit Dog
LOSALIOSのセカンドアルバム「Colorado Shit Dog」について簡単に書く。
ファーストアルバム「世界地図は血の跡」では中村達也以外はメンバーが流動的だったけれど、このアルバムからメンバーは固定されて、曲もきちんとメロディやサビがあって分かりやすくなっている。
ファーストアルバムのようなアバンギャルドで自由度の高い魅力は影を潜めてしまったものの、芯が強いというか、骨太なサウンドがドスンと迫ってきて胸がいっぱいになる。語彙力が無いのでうまく表現できないけれど、ちょっとハードボイルドな雰囲気というか、漢字の「漢」と書いて「おとこ」と読むヤニくささを感じてシビれる。
確か、「世界地図は血の跡」を聴いたすぐ後に町田のディスクユニオンで買って聴いたと思う。ちょい記憶が曖昧。
実はこのアルバムはそんなに熱心に聴いていなかったりする。というのも、ライブアルバム「School of High Sense」と収録曲がかぶっていて、言うまでもなく、ライブアルバムの方がカッコイイから。
「世界地図は血の跡」をあまり気に入らなかった友達に貸して聴かせたら、「これはカッコイイ」とようやくLOSALIOSを認めてくれた。
「やっぱり中村達也のドラミングは雷神様だよなぁ」とその友達とふたりで言い合った。懐かしい思い出だ。