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休職244日目 Smashing Pumpkins / My Love Is Winter

Spotifyで音楽をランダム再生していると、普段から俺がよく聴いている曲の傾向から「どうよ?こういう曲も好きだろ?」てな風にオススメの曲を流してくれる。
昔からよく聴いていた懐かしい曲が流れることもあれば、初めて聴いたカッコイイ曲の時もあるし、二度と聴きたくないダサい曲が流れることもあって、楽しい。
そんな風にして、めちゃくちゃ久しぶりにSmashing Pumpkinsの「My Love Is Winter」を聴いた。
スマパンは学生の頃にちょろっと聴いていたものの、あまりピンと来なくて、確か社会人になってからちゃんと聴き始めたと思う。ちょっと記憶が曖昧だけれど。
で、スマパンをちゃんと聴くきっかけになったのが、「My Love Is Winter」が収録されているアルバム「Oceania」。
解散したり再結成したりメンバーが変わりまくったり、何やらゴチャゴチャしている中でリリースされたらしく、世間の評価は賛否両論っぽいけれど、当時の俺は、「ジャケがカッコイイ」という軽い気持ちで聴いたら、全曲めちゃくちゃカッコ良くて驚いた。それまで俺はスマパンの曲は、ねちっこくて、スカッとする感じではない、というイメージがあったのだけれど、「Oceania」は一曲目から「ゴチャゴチャ言うな」と言わんばかりの激しい音の洪水が襲ってきて驚いた。
音楽的な教養が無いのでうまく表現出来ないのだけれど、どの曲もギターソロが泣かせるというか、切ないというか、そういうところも気に入った。
何より、当時の俺は自分の仕事にうんざりしていて、これから先ずっとこんな風にして生きていかなければならないのか、なんて拗ねていたので、「Oceania」を聴いて、頭の中の暗雲が晴れ、凍り付いた感性が溶け、暗いトンネルに微かな光が射し、仕事へのモチベーションが上がり、給料も倍になり、ボーナスは札束が舞い散り、人々は踊り狂い、海が割れ、火山は噴火し、神は死に、新世界が誕生した。というのは冗談だけれど、とにかく俺の気持ちは晴れた。こんな風に、ふとした時にカッコ良いアルバムが聴けるなら、人生も悪くないよな、と思えた。
「Oceania」の中で特に俺が好きな曲が「My Love Is Winter」。何度もリピートして聴いていた。ギターソロが泣かせる。ギターソロが聴きたくて曲を聴いていた節があるくらい好き。

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