えっ、座高って、もう測ってないの？
私がどうして健康に関する記事を書くかというと、学校で教わってたことも多いにもかかわらず、どうしても健康を疎かにしてしまう現代人の1人として、自らの再教育をかねているのです。
いくらお金があっても、健康に勝る幸せはないような気がします。いや、お金もくれるならもらいますけど。
身長
日本人の平均身長はずっと大きくなってきましたが、1980年生まれあたりから、縮み始めたとか。
要因は飽食の時代で栄養バランスが〜などと研究発表されていますが、いずれにせよ１７０センチ界隈が平均でしょう。私はもちろん、平均を押し下げています。
ちなみに、背骨と背骨の間の軟骨が重力で縮むので、午後よりは午前のほうが気持ち背が高いらしいです。でも、加齢によって軟骨がすり減り、徐々に身長が縮む悲哀もまた、味わいます。
しかし、身長は高ければ良いもいうものではないらしいです。選ぶ服がなくてね〜なんて話ではなく、単純に体細胞数が多いから癌細胞に変化する可能性も高くなるということ。
何事も過ぎたるは猶及ばざるが如し、ですね。
体重
身長（m）×身長（m）×22という計算式をしっていますか。これでボディマスインデックス（BMI）における、理想体重が出てきます。
逆にいえば、体重（kg）÷身長（m）÷身長（m）で、あなたの今のBMIが計算できます。これが25を超えると俗にいうメタボですね。
もちろん筋肉量とか体質にもよりますし、プロ野球選手とか瞬発系アスリートはこれだとみな肥満になってしまいます。ちなみに肥満大国アメリカでは、平均BMIが29なんだとか。
もちろん、欧米人とアジア人ではインスリンなどの耐性が違うので、アメリカナイズドする必要はありません。お気をつけください。
胸囲
いわゆるバストサイズではなく、脇の下あたりをくるりとひと巻きしたサイズです。小学校の頃は測っていましたが、そういえば健診にはありませんね。
調べると、戦前の徴兵制度の項目にあったから測っていたけど、特に科学的意義がないとかで、1995（平成7）年度から学校健診からもなくなったそうです。
座高！
胴長短足といえば、愛玩犬なら可愛いもんですが、思春期の少年少女にとっては死活問題です。
こちらも、胸囲同様なくなった測定科目らしいですが、その間、どれだけの子どもが傷ついてきたことでしょう。クラスでいちばん背の高い子と、次に測った私の座高が一緒だったときの、あの空虚感、忘れない。
胸囲とか、座高があれば、内臓がしっかりしていて、きっといい兵士になるぞ。そんな流れだったんですけど、令和の世ともなれば、ムダはなくなっていきますね。