学校で教えない大切な技術(5)人との関わりで怪我したら
なにかに挑戦して、怪我して嫌になったら辞めればいい。
それでも挑戦を続けたいほど好きなら本物だ。続けたらいい。
でも人との関わり、つまりコミュニケーションで怪我をしても、人との関わりを辞められない。心の傷を負ったまま、No Pain, No Gainモデルに揉まれてしまうと傷が深まり、人との関わりを辞めかねない。
交通事故の被害者も、事故の経験が、その後の行動に影響している。
人との関わりは辞められない技術。だからNo Pain, No Gainモデルではなく、安全圏モデルで緩やかに続けて、機が熟するのをひたすら待つのが善い。
人と関わるのに大切な技術は沢山あるだろうが、特に必要だと思うのが、「伝える技術」と「愛する技術」だと思う。
どんな職場でも、関係者との円滑なコミュニケーション「伝える技術」は欠かせない。自分の仕事を主体的に推進するために、高度なセンスとテンポをを究めたくなる。その時はNo Pain, No Gainモデルだ。何度も何度も正しく失敗して、その道を探究するのだ。
でも古傷が痛むなら安全モデル。安全圏を探すのだ。
そんな安全圏、どこにあるのだ?
次号で提案させていただきます。
最後に一曲。
戸川純 の 蛹化の女(むしのおんな)ノーマルバージョンです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?