甲子園と米騒動と授業！？
今日は帝国書院歴史総合ｐ１１７、１１８『日本における大衆社会の形成』です。
２０２０年、コロナが猛威を振るいましたね。その結果、中止になったイベントが沢山ありました。何が中止になりましたか？ペアで話します。
高校野球の一番のイベント、甲子園大会もそうでした。
この甲子園は、コロナも含めて３回中止になっています。
さて、どんな出来事で中止になったでしょうか？予想をペアで話します。
一回は太平洋戦争です。１９４２年から４５年までの４年間中止となりました。
もう一回は何でしょうね。コロナと太平洋戦争と同じくらい混乱した出来事ということですよね。
実は、皆さんが中学校で習っているのです。さて、何だと思いますか？予想を再びペアで話します。
ヒントです。中止になったのは１９１８年です。
この年に何があったか、教科書最後の年表を見ましょう。
見つけたら、ペアで話します。(え、米騒動？)
そうです。米騒動で甲子園が中止となりました。
感想をペアで話します。(まじか、そんな出来事なの！ 等)
米騒動は中学校でも習っています。しかし、言葉だけ覚えている人もいますね。さて、どんな出来事だったか教科書で調べます。
(シベリア出兵をきっかけとして、コメの安売りを求める暴動が発生した。内閣が退陣した。)
当時の写真です。
米騒動は全国に広がり、７０万人以上が参加した大きな出来事でした。
結果、甲子園大会が中止となりました。
米騒動も含め、生徒は単語だけを知っていて、その出来事の規模やどんな影響を与えたのかがわからないということがよくあります。
その出来事がどのような規模だったのか、当時の社会にどんな影響を与えたのかに気付かせることも大切だと思います。
そこで、今回は皆が知っている甲子園をネタに授業を作りました。