立場を変えてみてみる!(授業)
今日は帝国書院歴史総合p109、110になります。
自らの意志で政治を決めることを「民族自決」といいましたね。
この言葉が世界に広がりました。
皆さんが植民地の人々なら、この言葉を聞いてどんな行動を起こしますか?
ペアで話しましょう。(支配している国に対して抵抗する)
この絵は、どこかで何かがあった絵です。見づらいのでわかりやすくした絵を見せます。
では、この絵を分析しましょう。気づいたことをノートに書きます。
ペアで話しましょう。全体で共有します。(中国の話、北京大学の学生?、不平等条約への反対?)
この数字の二十一条という言葉はどこかで聞いたことがありますね。
なんのことでしょうか?(二十一か条の要求)では、この絵が本当か、教科書で調べましょう。(中国も第一次世界大戦の戦勝国となり、二十一か条要求の取り消しをパリ講和会議で訴えた。しかし、その主張は否決されたため、19年5月4日、北京大学の学生を中心とした抗議運動が起こり、全国に広がった)
民族自決を受けて、動き出した人々がいるのですね。
では視点を変えます。次は、植民地支配をする国を見ます。
皆さんが支配する国の立場だったら、民族自決を受けて、植民地の独立を認めますか?認めませんか?ノートに認めるか認めないか、そしてその理由も書きます。
では、ペアで話しましょう。次に、全体で共有します。(認めない、利益が失われるから 等)
植民地側と支配する側で、意見が違いました。だから、今までと変わらないところもあったのです。
同じ物事でも、立場が変わるととらえ方が違います。このことを伝えたくて以上の展開で授業しました。