教えずに、生徒に気付かせる!
今日は帝国書院歴史総合p117、118の続きになります。
人々が普通選挙を求めている時代に、清浦圭吾内閣が成立しました。
その顔ぶれを見てみます。

気づいたことをノートに書きます。
ペアで話します。(陸軍、海軍大臣以外が貴族院の人)
陸軍、海軍大臣は軍部大臣現役武官制という制度があり、陸軍・海軍の偉い人しかなれませんでした。詳しくは日本史でやります。
貴族院ってどんな特徴がありましたっけ?
スライドの〇〇に当てはまる語句を予想します。ペアで話しましょう。

(選挙)
選挙で選ばれてない人たちだけで内閣が組織されました。
民衆の気持ちやいかに!?ペアで話します。(いやになる、不満をもちそう 等)
民衆はどんな行動をとったと思いますか?予想をノートに書きます。
ペアで話します。(反乱した)
教科書に書いてあります。7文字で探しましょう。(第二次護憲運動)
この運動の結果、内閣総理大臣が変わりました。
次の内閣総理大臣の時には男子普通選挙が実現しました。
教師が「貴族院出身者がほとんど」と話すよりも、実際に顔ぶれを見せて生徒に気付かせることで理解が深まると思います。
出来るだけ大事な部分は生徒に気付かせたいと思いこのような授業をしています。