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知らないと損する〜アジェンダの作り方〜

お疲れさまです!希望退職のことをセカンドキャリア支援制度って呼ぶのずるいよ、株式会社SHP広報タピオカです。
 
今日の知らないと損するテーマは”アジェンダ”です。
アジェンダは一言で表現すると、ミーティングにおける議題リストです。ですが、単なる議題リストだと思って作成すると思わぬ落とし穴がありますのでご注意ください!
アジェンダは、①会議の目的の明確化、②時間管理、③参加者の事前準備に向けた情報の記載、を満たしていなければなりません。
今回は脳科学と心理学の知見からの解説に加え、実際のアジェンダ制作例まで、愉快に解説していきます!

なぜアジェンダが必要なのか?

興味深いデータがあるのでご紹介します。ある組織心理学の研究では、アジェンダのない会議は、

  • 予定時間を23%超過

  • 決定事項の実行率が34%低下

  • 参加者のストレスホルモン(コルチゾール)が平均15%上昇

という結果が出ているんです。つまり、アジェンダがないと、みんなストレスMAXでヘトヘトになっちゃうわけです。

嫌ですよね、毎日ある会議がこれだったら。。

というわけで、なぜアジェンダが必要か!?は、直感的にご理解いただけたかと思います。

どの業界で多用される?

以下の業界でよく使われます。

  1. コンサルティング業界(使用頻度:超高っ!)

  2. IT業界(高頻度で出現)

  3. 外資系企業(もはや日常語)

これらの業界は時間管理を最重要リソースとして扱います。

時間管理の達人になりたい方、アジェンダの使い方をマスターするところから始めましょう!

特に効果的な使用法(科学的根拠付き)

  • 発言機会を明確化(参加障壁の低減)

  • 時間配分を明示(不安要素の削減)

他にも全体像の共有とかありますが、とりあえず、この2つはおさえておきましょう!

アジェンダの作成例

それでは、3つの異なるシーンでのアジェンダ例を示します。
自分流にアレンジするのに参考にしてください!

【例1:新規キャンペーン企画会議】
■日時:2024年11月15日(金) 10:00-11:30
■場所:本社5階 会議室A
■参加者:企画部3名、クリエイティブ部2名、営業部2名
■目的:年末商戦向けキャンペーンの企画方針決定
 
<タイムテーブル>
10:00-10:10 市場動向の共有(営業部)
10:10-10:30 ターゲット層の分析(企画部)
10:30-11:00 キャンペーン案プレゼン(各部署)
11:00-11:20 予算・スケジュール確認
11:20-11:30 まとめ・次回アクション確認
 
【例2:月次実績報告会】
■日時:2024年11月20日(水) 13:30-14:30
■場所:オンライン(Zoom)
■参加者:全部署マネージャー
■目的:10月度実績の振り返りと11月施策の確認
 
<タイムテーブル>
13:30-13:40 全社KPI報告(経営企画部)
13:40-14:00 部門別実績報告(各部署5分)
14:00-14:20 課題と対策討議
14:20-14:30 11月重点施策の確認
 
【例3:新入社員研修計画会議】
■日時:2024年11月25日(月) 15:00-16:00
■場所:本社3階 研修室
■参加者:人事部2名、各部署教育担当者
■目的:2025年度新入社員研修プログラムの策定
 
<タイムテーブル>
15:00-15:15 今年度の研修振り返り(人事部)
15:15-15:35 各部署からの要望ヒアリング
15:35-15:50 研修カリキュラム案の検討
15:50-16:00 スケジュール確認・まとめ

アジェンダは会議や組織を強化する重要な考え方です。
良いアジェンダから良い仕事が生まれるといっても言い過ぎではないと思います。
できるビジネスマンの必須アイテムですよ!

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