
ソーシャルセクターデザイン講座2回目「教育」を終えて
今回は12年ぐらい前に子育て支援する側、される側の関係で知り合い、その後活動を何度かご一緒した 藤原さとさんをゲストスピーカーとしてお呼びし、前半は「こたえのない学校」https://kotaenonai.org
「Learning creator`s Lab」https://xtanqlcl.kotaenonai.org
「Learn by Creation」https://www.facebook.com/LearnXCreation/
の3つの活動の話をしていただきました。後半は
1、ミッション・ビジョンの話
2、人の採用についての話
3、お金の話、助成金の話
と経営についての話をしていただきました。
「ミッションはやらないことをはっきりさせるためにも大事」「内容は2年ごとに見直してもいいのでは」という言葉が残りました。
その後3グループに分かれて
「あなたのミッションは?」
「あなたは誰からお金をもらってますか?」
というテーマで参加された方と共に考えました。皆さんはミッションをしっかりもっておられましたが、活動が長い方でも壁にぶつかっていることや、活動を始めたいがどこに相談していいかわからないという声もありました。
藤原さんは助成金や クラウドファンデイングを体力がないために受けたことがないという。
事業拡大の誘いが何度もあったが受けなかったのは、馬車馬のようになって事業を進めることよりも子どものお弁当を作る方が大切だから。身の丈以上のことはやらないという話。
ソーシャルの世界ではどうしても頑張りすぎて家庭が疎かになったりと本末転倒になりがちなので、そこも経営には大切な部分だと改めて思いました。
最後に「大切なものは手放さないで!」という藤原さんの熱いメッセージをもらい2回目は熱気さめやらぬ状態で幕を閉じました。
どうしても活動が長くなってくると初心を忘れがちです。藤原さんは探求のメソッドに出会った時「こんな子育ての方法があるんだ!これやりたい!」と強い衝撃と衝動を覚えたそうです。そんな熱い想いを持ち続けながら、色々なことをさらっと力まずやってしまう藤原さん!今後の展開が楽しみです。l
次回は7月18日10時半から。「子どもの遊び環境」お楽しみに!