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子供に優しいカンボジア社会【旅育!!ノマド家族。】
カンボジアに住んで7年。MacBookひとつでどこでも仕事ができる僕はひとりでぶらりとカンボジアへやって来た。Wi-Fi が繋がっているカフェならどこでも仕事ができる。独身の僕にとってカンボジアは楽園だった。
そんなカンボジアで青年海外協力隊員だった妻に出会う。旅好きで、どこへでも付いて来てくれる最高なパートナーだ。
結婚すると、不思議なことに仕事がうまく回りだす。カンボジアに留まらず、ラオスにミャンマー、アフリカまで飛び回る日々。そんな折、妻は妊娠。日本へ1 年ほど帰国して出産。
そして今年2 月からは、7 ヶ月の息子・ぼっこ(あだ名)と妻がプノンペンへ戻り、家族3人生活をスタートさせた。しかし今年は未曾有の大計画停電。
ゼロ歳児連れにはかなりハードモードなスタートを切ることになる。初めての子育てで悪戦苦闘。その上、引っ越した先は、ジェネレーターのない6階。停電の度に階段の上り下り。そしてクーラーも止まり灼熱の気温。7 年住んで初めて、プノンペンを地獄と感じた。
ある日、妻も疲れがたまりインフルエンザにかかってしまう。
同じ部屋にはいられないので、ぼっこを連れてカフェ巡り。
するといつもぼーっとしていて、注文も取りに来ない店員たちがこぞってぼっこの相手をしてくれる。それがまた、手際が良い。
Mac を広げて仕事をしていても、カフェ店員たちが順番にぼっこと遊んでくれて、寝かしつけまでしてくれる。
カンボジア社会は子供に優しい。カンボジアに住んで7年。やっぱりカンボジアは僕らにとって楽園かもしれない。
この記事は2019年06月26日のカンボジアのフリーペーパー『NyoNyum』掲載のものです。
#旅育 #カンボジア #子育て #nyonyum #夫婦ブログ
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