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体癖 de モチベーションアップ【後編】〜あなたを動かす体癖ドライバー〜

※今回の記事は前作『体癖 de モチベーションアップ【前編】〜あなたが行動できない理由〜の続きです。
未読なら、以下からどうぞ♪

モチベーションが上がらない時、いくつかの原因がある、ということを前回の【前編】で書きました。

・感情とイメージが湧かない
・低潮している
・ベネフィットがない
・習慣化されていない
・変わりたくない
・目標が高すぎる・ない
・複合体癖の矛盾と葛藤


ということでしたね。

”複合体癖の矛盾と葛藤”以外は、その対策についても触れました。
リリースしてまだ間もないですが「動こうという気になってきた!」、「自分がなぜ動けないのかが明確になった!」という嬉しいメッセージもいただきました。

が、多くの人はまだ足りないのではないかと思います。
モリモリと行動を起こすには、まだ足りない。

体癖ドライバー…
前回の原因と、自分自身の体癖ドライバーを意識していくことで、行動する”目的”がハッキリして、動こうと思えば素早く動けるようになるのではないかと思います。

体癖ドライバーとは、「体癖を動かすもの」。
それは原動力であり、推進力であり、駆動力。
自分を駆り立てるもの。

つまりは、体癖各種が持つ感受性に支えられた”行動原理”。
「これのために、あれをやる」といったことですね。

三種は五種の行動原理では、動かないのです。
三種の皆さん!
いくらお金を積まれても、やりたくないことはやりたくないんじゃないですか?

ですが、そのやりたくないことの中に三種を動かす体癖ドライバーがあれば、やりたくないことでもやるのです。
それを意識して、見つけることが大切なのです。

六種だって八種の行動原理では動かない。
六種の皆さん!
劣等感を拭い去るために自力で頑張って成長しようとは思わなくないですか?

それでも、頑張っている自分を見てくれている人がいて、いつでも的確に褒めてくれるとしたら、どうでしょう?
六種だって、それとなく行動し始めるのではないでしょうか?

どの体癖でも、他の体癖の行動原理では動かないのです。
いや、状況によっては行動せざるを得ない時もあって行動するし、多くの人がそうしているのですが…
その後で非常に重い疲れを感じる。
三種がお金のためだけに仕事をしていたら、クタクタに疲れて、明日の仕事も憂鬱になってしまう。

体癖ドライバーを活かす行動をすると、やればやるほど生き生きとして、疲れない。
疲れても心地よいものなのです。

なぜならそれは”体癖を生きる”ということそのものだから。
体癖を生きるということは、”自分自身を生きる”ということとほとんど同じ意味です。

その一方で、人は誰でもたぶん全員複合体癖。
行動原理と行動原理がゴッツンコして、葛藤するのが人間。

種が2つ複合しているとして、一方だけを優先すれば、もう一方は置き去りになってしまう。
九種四種であれば、九種の体癖ドライバーだけを優先してもうまく行かないのです。
四種の部分で必ずブレーキがかかって、モチベーションが上がらなくなる。

その矛盾を意識化し、再び無意識に落とし込む方法については、この記事の最後に記述いたします。
心理学と整体術を活かした方法で、これでダイエットがうまくいった方も何名もいるのです。

というわけで今回の『タイヘキストマガジン』は、体癖各種の体癖ドライバーについて。

あなたが生き生きと行動できますように。

一種の体癖ドライバー

・妄想
・名誉、権力、社会的ステータス
・尊敬・尊重されること


一種は、頭をよく使う体癖。
イメージ力が高いのですね。

ですので、前回で挙げた「感情とイメージが湧かない」の部分では、モチベーションが下がりづらいです。
本当に楽しそうなことなら、モチベーションが上がって行動を始めます。

が、感情は他の体癖と比べると薄く、行動の持続力も低い。
それによってせっかく計画は立てたのに三日坊主で終わるということもしばしば見られます。
低潮していれば、なおのことでしょう。

計画性は高く段取りはうまいのですが、その計画が甘いことが多い。
楽観的で、妄想に近い、ということも一種と一緒に仕事をしているとあります。

その妄想こそが一種の体癖ドライバーの一つで、楽しそうなことであれば「わひょひょ!」とノリノリになって、計画を立て始めます。
それでモチベーションが上がって一瞬だけ行動するけど、それ以降が続かない。

これをカバーするためには、行動を習慣化していくこと。
とりあえず21日間、清く正しく美しく、毎日続けることです。

それでも行動が持続しないなら、一種には毀誉褒貶を気にするところがあって…
言葉はうまくないかもしれないですが、要はメンツを気にするところがあるので、人に自分の計画を話しておく、というのも良いかもしれません。

メンツを保つのは一種の体癖ドライバーの一つで、自分が「情けない奴だ」と思われるのを避ける傾向にあるのですね。

「あんなことをしよう!こんなことをしよう!」という妄想にプラスして…

メンツが潰れて他の人からの信用を失い、「口だけ番長」の汚名を着せられ、良いことを思いついて人に話して相手は笑顔でウンウンとうなづいているけれど「またオオカミ少年が始まったかwワロタwww」と腹の底で思われて、それでも一種はなぜか「自分はOK!」と無意識で思っているから他の人からも尊敬されていると思いきや「アイツまた偉そうなこと言ってたよ〜w自分に人権あるとか思ってるのかなwww大草原不可避wwwww」とか陰口を叩かれて、ラーメンを食べているだけで「うわっ!アイツ口だけ番長のくせにラーメン食ってるよwwキモすぎワロエナイwww」と珍獣を見るような目で見られているところをありありとイメージすれば、行動も持続するようになるのではないかと思われます。

それと一種といえば、名誉。
権力や権威、名声、社会的なステータスを求めるところがありますね。
それらも体癖ドライバーになります。

と言うとネガティブにとる人もいますが、一種でなくても誰だって人からはよく見られたいもの、ド九種以外は。
晴哉先生のおっしゃる”集注要求”ということですね。

三種ならkawaii人だと思われたいでしょうし、七種なら強い人と思われたいでしょう。
奇数体癖にだって、集注要求くらいある、ド九種以外は。
偶数体癖なら、なおのこと。

一種の場合は、「すごい人」と思われたい欲求がある。
そう思われるために行動を起こすことができるのです。

尊敬され、尊重されているところもイメージしましょう。
行動を持続していくことができれば、それは単なる妄想では終わらないのです。

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