体癖話まとめ(56)
体癖について、私ソシャフィアがたまに夕飯の準備の片手間でツイートしようとして鍋の火を止めるのを忘れて煮物とか失敗しながらつぶやいている【体癖話】をまとめたシリーズ、第56弾!
今回もツイートにコメントを付けてお送りいたします。
隣の家の工事がはじまったと思ったら、なんとその隣の家が壊れ始めました…
その隣の家も体癖院の目と鼻の先…
家を建て替えるのだそうです。
うーん。
ドーン!ガシャーン!ドカーン!!
めちゃめちゃうるさい!!!
こういうとき八種ふりかけ九種の私は、集中力を途切れさせられたことに腹を立ててしまうのです。
何度「もっと静かにできませんかね!?」と詰め寄ろうとしたことか…
昨日も『タイヘキストマガジン』の記事を書いていて、ちょっと煮詰まっていたときに「おっ!これだ!」と思いついた瞬間に、重要なところでドーンと…
それで何を思いついたのかを忘れるという(笑)。
六種も静かな環境でないと仕事などが進みづらいので、ムキーッとなるでしょう。
騒音は静けさを好む体癖の敵なのです。
ところが五種はあまり気にならないのだそうです。
むしろ、ガヤガヤしたところや音楽が鳴っているスタバのような場所の方が集中できるようですね。
スタバで齧ったリンゴのマークのついているノートパソコンを開いている人は、五種が多いのでしょう(笑)。
そんなわけで、ソシャフィア体癖院の”隣がうるさくてごめんなさい価格”、2月末までの予定だったのですが、延長するかもしれません。
建て替えとなると、いつ工事が終わるのかが分からないので、またお知らせいたします。
春が来て環境が新しくなる前に、体癖をハッキリさせてみませんか?
それと、2月16日の体癖雑談会、まだまだ募集しておりますので、ぜひ!
早割は今日(2月9日)まで!
というわけで、コメント付き【体癖話】をお楽しみください!
低潮すればどの体癖もたいがいなのですが、人に対しての毒性の違いというのはありそうですよね。
二種は低潮してもそれほど強いポイズンにはならない人が多いように思います。
耐えられないことも耐えようとする面が出てきますので、本人は大変でしょうけどね。
低潮一種は八種から見ると、実は割りと厄介。
ガンガン上から目線で思い込みを押し付けてくる面が出てきます。
低潮五種は自分の功績(という名の人の功績)を自慢したり、威張ったりしてくるくらいで腹は立ちますが、毒性はそれほどでもないような気がします。
実はかなり厄介なのが、低潮十種。
「かわいそう。かわいそう」と言いながら、助けて”あげよう”とズケズケと人のプライバシーに踏み込み、それが嫌でこちらが断ろうとすると「いいから。いいから」と意地でも世話を焼こうとする面が目立つようになります。
小学生のときにN君という学校の近くに住んでいるコロリンシュウマイ屋さんの息子がいました。
その日は夏休みで、学校でプールがあったのですが、激しいにわか雨が降って、プールが中止になりました。
プールに参加したことを証明するカードをN君が忘れたのに気付いた私は、帰り道だったのでコロリンシュウマイ屋さんに寄ってカードを届けに行ったのです。
そしたら…
お母さんがやたらと面倒を見ようとしてくる!
突然の雨で傘もなく、ズボンもパンツもびしょ濡れで、お母さん、「ほら!早くパンツ脱いで!洗って乾かしてあげるから!」と言ってきよる…
小学生ながら、同級生のお母さんにパンツ洗ってもらうとか恥ずかしいわけですよ。
しかも時代的にトランクスなんてものはなく、ましてやボクサーパンツなんてものはないわけです。
白いブリーフなわけですよ。
それを目の前で「脱げ!」と言いよるわけですよ。
「いや!大丈夫です!大丈夫ですから!」と、自分が同級生のお母さんの前でイソイソとパンツを脱ぎ、それだけでなく洗ってもらって、乾かすために室内に高々と掲げられ、さらに「パンツを脱がせて洗ってあげた」という否定しようのない事実に基づく話題がN君の家の食卓にこの先何年にも渡ってのぼることによって芽生える自分の恐怖心に近い羞恥心を感じないために、私は必死で抗ったのですが…
N君のお母さんは小学生のそんな気持ちも理解せず、結局押し切られた形になってしまいました…
そのときの経験が、自分の「恥ずかしい」という感情の原点になったことを、長い月日が経った今でも私は記憶しています…
その恥ずかしさの中で食べた、大量のコロリンシュウマイの味。
当時はコロリンシュウマイがまさか群馬県の一部の地域でしか食べられていないローカルフードだったことなど知らない私は、N君と一緒に食べても食べても減らない物体のおびただしい量を前に途方に暮れながら、パンツが乾くときを今か今かと待ちわびていたのです。
そんな気持ちを知らずに「困ったときはお互いさまだからさ!」とお母さん。
彼女はおそらく、低潮した十種だったのでしょう。
TA(日本語で言う”交流分析”)という心理学では、個人のパーソナリティの要素を”親”、”子ども”、そして”大人”に分けています。
その配合のバランスによって人格が成り立つと定義しています。
親が多くて、子どもが少なくて、大人も少ない人もいれば、親が少なくて、子どもが多くて、大人も多い人もいます。
さらに、親は”批判的な親”と”保護的な親”の二つに分かれます。
子どもは、”自由な子ども”、”従順な子ども”、”反抗的な子ども”の三つに分かれます。
大人はそのまま”大人”だけです。
体癖で言えば、”保護的な親”が多くて、子どもの3種類が少ないのは、十種でしょう。
2種類の親が少なくて、”自由な子ども”が多いのは、三種ですね。
このようにTAの理論と体癖を組み合わせると大変面白いのですが、”大人”はどの体癖にも当てはまらない。
TAでいう”大人”は、ツイートにある通りなのですが、そのほかにも、冷静であること、客観的であることなどがありまず。
それだけを見れば五種っぽいのですが、”相手にフォーカスできること”と”愛のある振る舞いができること”、”適切に問題解決ができること”などを含めると、そういう五種もいれば、そうでない五種もいる、という話になるわけです。
ということは、五種であること=”大人”であること、とは言えないのです。
つまり、”大人”な三種もいれば、”大人”的でない十種もいる、ということ。
私の発信をよく読んでくださる人には”ストロークがある/ない”と言った方が分かりやすいかもしれませんね。
そして、”大人”であるかどうか?=ストロークがあるかないか?ということが、何種なのか?ということよりも重要な気がするのです。
何種でも、”大人”でなければ、ストロークがなければ、低潮していても高潮していても、たいがいです。
「○種である」ということが、「生きづらいかどうか?」ということには関係するとしても、「幸せになれるかどうか?」ということには全く関係がありません。
”大人”でないから、ストロークがないから、不幸になるのです。
人間は体癖だけでは割り切れませんし、心理学だけでは割り切れません。
人間一人の個性というのは、深堀りすればするほど、その深さに驚かされるものですよね。
体が野蛮な十種は、仙腸関節を調整するとどんな不調でも良くなる、と晴哉先生はおっしゃっています。
仙腸関節の調整とは、要は骨盤の調整ですね。
”骨盤矯正”と聞くと、産後の骨盤を締めるイメージがありますが、それだけでなく腰痛をはじめとする体の痛み、腸や生殖器の不調など、応用の範囲はものすごく広いです。
意外なところだと、アトピー性皮膚炎の調整になる場合もあります。
十種と九種の方が整体院に来られたときは、ほぼ必ずと言ってよいほど調整します。
十種と九種は、骨盤の開閉の不具合が原因となって出る不調が多いのです。
骨盤は腰にあり、腰とは”月”に”要”と書きますね。
”月”は体のことを指す”肉づき”。
つまり腰とは、”体の要”なのですね。
一種が病むときは、自らの思い込みで病むことが多い印象です。
一種、思い込み強いですからね~
認知行動療法などは相性がよさそうですね。
思い込みのことを心理学用語で”ビリーフ”と言います。
ビリーフには、”複合等価”と”因果関係”という2種類があります。
複合等価は、関係がありそうで実は全く関係のない2つのことを”=(ということは)”で結んでしまうこと。
「私は誰からも愛されていない。ということは、私には生きる価値がないんだ」といったようなビリーフですね。
これだけ見ると四種っぽいですね(笑)。
誰からも愛されていなくても、人は存在するだけで価値がある生き物ですよね。
というのも私のビリーフかもしれませんが(笑)。
因果関係は、これまた関係がありそうで実は全く関係のない2つのことを”→(だから)”でつないでしまうこと。
「毒親に育てられた。だから私は自信がないんだ」みたいな感じです。
六種と八種はこう言う人が多いです。
私の受講生にたくさんいました。
毒親に育てられた全員に自信がないとは限りません。
毒親に育てられたからこそ、強く生きている人もいますね。
複合等価も因果関係も、生まれてから生きている間でできていくと心理学では定義づけられていますが、体癖によって持ちやすいビリーフはありそうです。
感受性が元になって性格は作られていきますし、性格は「どんなビリーフを持っているか?」に基づいていますからね。
一種の場合は、「この人は私の言うことを聞いてくれない。ということは、この人はモノの道理が分からない人なんだ」なんてビリーフを持っている人が多いですね。
そういったビリーフが、他人ではなく、自分自身を追い込んでしまうこともあります。
実際に五種男性でモテている人は多いですね。
ですが、その男性が五種であるがゆえに惹かれない女性というのもいるわけです。
ある九種の女性は「五種は香水をしている人が多い気がする。私は香水の匂いが嫌いなんです」と言っていました。
九種は嗅覚が鋭敏で、鼻が利く人が多いのですね。
それだけでなく…
さっきも話題に出たビリーフじゃないですが、「香水をつけている男性は、なんか嫌だ」という女性もいますよね。
「気取っているみたい」「ナルシストっぽい」「自分はいい匂いがする人間だと演出している」というビリーフでしょう。
五種まんまですね(笑)。
まぁ香水自体が欧米人が体臭を隠すために必要性があって生まれたモノですからね。
水が豊富でない地域の文化ですから、水を湯水のように使って体を洗うことができる日本人には必要がない代物だったりもするわけです。
ですので、香水をする男性に対してのビリーフが日本人と欧米人で違っていたりもするのでしょうね。
かと思えば、香水ではなく、香木で尊敬された武士もいるわけですから、面白いですね。
武士は戦に出るといつ首を切られるか分からない。
だから首を切った相手に嫌な臭いをかがせないために、兜の中に香木を入れておく。
そうすることで「この人には武士として死ぬ覚悟があったのだな。立派な武士だったんだな」と尊敬されたのだそうです。
尊敬されるために香木を兜に仕込んでおいたなら、ちょっと一種っぽいですね。
首も太いので切りづらかったでしょう(笑)。
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