アーナンダの言葉⑳

【クラベナイ】
人は常に自分の存在を知ることによってバランスをとっている。
その比べる術として一番容易なのが、他者との比較である。

比べることによって自分の立ち位置を確認することが出来るようになる。
しかし、同時に自分というものを他者と同一化してしまい、同じモノサシで測るようになるため、個性や隠れた才能を潰してしまうことが頻繁に起きてしまう。

また、子供や部下などを他者と比べて評価することにより、他者より優れていれば価値があり、劣っていれば自分には価値が無い、と人間否定にまで、及んでしまうこともあり、硬直マインドセットを据え付ける結果となる。

人は他者となにひとつ比べる必要などなく、自分の努力のプロセスのみを肯定して前進していけばいい。


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