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【本メンター#3】書籍を通して感じたLayerX新卒の役割と可能性

こんにちは。LayerXバクラク事業部でインサイドセールスチームのリーダーをしてます羽倉(@hagura0612)です。私の自己紹介はこちらの記事で詳しく書いていただいています。

本日は、LayerX役員×若手の共同企画である「本メンター企画」の第3弾です。「本メンター企画」とはLayerX役員陣の推薦図書を読み、1on1にて感想を語り合い記事化する企画です。
企画の背景や詳しい内容はこちらのnoteで書かせていただいています。

この企画は私が声を上げ、それに賛同してくれた新卒・インターンメンバーと役員陣の方に協力いただきながら企画をしたのですが、当の私が気づいたらnoteを出す予定の日、当日だった!となんともギリギリなことをしてしまっております笑
頑張ってまとめましたので、ぜひご一読いただけますと幸いです。
(6000字と少々長くなっておりますので、お時間のない方は見出し下のサマリだけでもぜひお願いします!)

第3回の推薦図書はこちら📖

私が本に関して1on1をさせていただいたのはLayerX取締役の手嶋さんです。
(1on1中私はtessyさんと呼ばせていただいております。)

役員の方より推薦いただいた15冊の本の中より私が選んだのは…と言いたいところなのですが、急遽手嶋さんより提案をいただきまして先日出版された「20代が仕事で大切にしたいこと ありのままの自分で成果が出る3つのルール 」という本に変更させていただきました。この本は当時24歳最年少で株式会社サイバーエージェントの執行役員に就任し、現在専務執行役員の飯塚勇太さんが著者の書籍です。

元々、私がこの企画を提案したのも現役学生や若手の方々にLayerXの魅力をより知っていただきたい!という目的と手嶋さんと話したい(理由はどこかでまた書ければと思います)という個人的な目的がありまして…今回上記の本を通して1on1をさせていただいたという背景があります。

30秒で読める書籍の要約!📝

当時24歳で株式会社サイバーエージェントで最年少執行役員に就任し、現在は専務執行役員、またタップル株式会社の代表取締役社長、シーエー・モバイル代表取締役社長を現任されている飯塚さんが書かれた書籍です。
飯塚さんがこれまでの経験で感じた「20代が仕事で大切にすべきこと」をマインドから具体的なアクションまで明確に書かれています。

全ては組織の中で自分を無理に変えるのではなく、ありのままの自分の姿で成果を出せるようにするにはという目的のもと書かれております。
具体的には他者への想像力を働かせること、成果が出ることにフォーカスすること、無理せず自然体で自分らしく仕事をすること、という3つのルールのもと具体的な経験やアクションを記載されています。

サイバーエージェントという当時すでにメガベンチャーと呼ばれている大きな組織の中でいかに成果を最大化し、周囲からも正しく評価されることができたのかという飯塚さんのコアとなっている考え方がわかります。

書籍から感じた働く上で大切なこと📘

これからLayerXで大切なこと

●サマリ
他者への想像力を働かせてより自分の成果を周りに伝えやすくする。成果だけではなく日頃の仕事をより進めやすくするために他者への理解や他者からの理解は欠かせないものになってくる。

tessy🗣:書籍を読んでやっぱり相手の立場、 まあLayerXのいろんな価値観、いろんな立場の人が働いている会社だと思うけど、隅々まで理解してもらうためにはどういう言葉遣い、振る舞いで接するのかっていう感じで考えて書いてるんだろうね。

hagura📝:そうですね、私もそういう考え方を汎用的なスキルやマインドとして書かれている気がしました。

tessy🗣:20歳くらいの人は、たぶん飯塚さんと違うと思うし、もちろん経験値も違うし、働いている会社もやっている事業も違うから、ピンと来なかった部分もあって普通だと思う。 それがね、10年後にはピンと来るようになる可能性あると思う。
例えば、今の自分の環境で考えて現時点ではピンと来なかったことってある?

hagura📝:ピンときたところで言うと、 働く上での上司とかへの気遣いとか他者への気遣いっていうところで言うと、 まあめちゃくちゃそうだなって。人が仕事しやすいようにするみたいな観点でいうとすごく理解できたんですけど、ピンと来なかったところでいうと、 他人から評価されているみたいな気分に、LayerXであんまりまだなくて、そこのイメージがつかなかったっていうのはあるかもしれないですね。

tessy🗣:そこはさ、LayerXの中でもこっから先は程度でそういうことは起きてくる可能性はあるよね。ただ、飯塚さんは本当に数千人の組織で一番若くして評価されたってことは、 他の人と違う何かを考えたからってのは現実的にはあるんだろうね。
もちろん本から結果を残したらいいってもんじゃないっていうところは感じるよね。 要するに、ちゃんと他人に自分が出した結果が伝わらないと意味がないっていうのは強烈に感じることだよね。

引用:全ては「他者への想像力」
他者への想像力はBtoBであればクライアントやお取引先の方、BtoCであればお客さまやこれからお客様になってくれる方、社内であれば上司や先輩、同僚、スタッフの方などに対して活きる能力。とても万能な武器です。

「自分以外の誰か」を頭に置いて仕事をすれば、驚くほど仕事がスムーズに進み、あっという間に仕事ができる人になります。「他者想(他者への想像力)」さえあれば、仕事はもちろん人間関係もうまくいくと言っても過言ではありません。

20代が仕事で大切にしたいこと ありのままの自分で成果が出る3つのルール

hagura📝:確かに、単純にインパクトを出せればいいっていうのと、それが伝わるっていう、なんかセットで考えられているような感じはしますね。

tessy🗣
:今でいくとさ、サイバーエージェントとLayerXの歴史も違えば、文化も違うんだけど、 規模が大きくなっていった時に同じように上長や周りの人に評価してもらう、信頼してもらうというのはあると思うんだよね。 例えば、数千人の会社に羽倉くんみたいに生きのいい若者が入ってきてもさ、社長は知らない状態のままというわけじゃない?
テクノロジーでね、それをいかに防ぐか考えるんだけど、 ゼロにはできない。だから、概念としては知っておいて良いかもしれないね。 確かに今のLayerXだと、必要なく感じちゃうかもしれないもんね。 誰かが見ててくれてる感じはあるでしょ?

hagura📝:声かけていただくことも多いですし、見られてないし、評価されてないって思うことはないかもしれないですね。それがないから、逆に大きく評価を受けているという感覚もあまりないっていう感じなのかもしれないですね。

Technologyで今は恵まれている

●サマリ
Slackなどのコミュニケーションツールの発展により、情報の透明性が上がることでより成果が周囲に伝わりやすくなるという変化があるのかもしれない。

tessy🗣:飯塚さんが新卒の頃ってSlackとかなかったと思う。だから一部のジェネレーションギャップもあってさ、Slackとかあると日常の仕事ぶりが伝えやすいじゃん。
Slackとか全然なかったわけよ。 普段何やってるかわかんなくて、会議の時だけしかわかんないみたいになるわけ。だからそういう意味だとこの2年ぐらいでそこらへんは変わったかもしれない。
Slackない頃で言うと、メールとかだよね。

hagura📝:Slackの前がメールなんですね。その時って、自分の管轄の上長とはやりとりすると思うんですけど、 それ以外の人に自分が何やってるか伝えるってどうやってやってたんですかね?

tessy🗣:基本ないよね、そういう場は。だからその組織階層を通じて、例えば社長で行くとさ、マネージャーから聞くみたいな。
今だとさ、Slackで頑張ってるなーっていうのは分かったりするからさ。
だから比較的全社で起きてることがさ、捉えにくい環境だったかもね。 全社集会とかは頻繁にやってたかもね。 今ってLayerXは基本的に会議は30分とかじゃない、 会議ってどっちかというと短くスパッとやるって感じだと思う、特に情報共有系の。それがSlackの恩恵かもしれない。

hagura📝: 確かにそれはありますね。あまりそれを想像してなかったかもしれないです。そう思うと前提条件が若干違いますね。
本に週報とか日報の話も出てきましたよね。

tessy🗣:あれはだからより重要だったかもね。メールを全社に送れる機会とかだった。 週報だったら送れるみたいな。
やっぱりコミュニケーションツールが発展するとさ、マネジメントの仕方とかそこで働く人がいかにちゃんと周囲に理解してもらうかって方法が結構変わってくると思う。

LayerXの新卒として💪

サイバーエージェントの新卒は事例をつくってきた

●サマリ
サイバーエージェントの現副社長の岡本さん、現専務執行役員の飯塚さんは新卒が活躍するという会社の事例を作ってこられた。今のサイバーエージェントの新卒はその事例を見て目指すことができる。

tessy🗣:サイバーエージェントは飯塚さんが初めて抜擢された人じゃないわけじゃない。初の新卒社長って2003年だと思うんだよね。俺結構サイバーエージェントウォッチャーだから笑

hagura📝:99年創業ですもんね。

tessy🗣:98年かな。LayerXっていうところの今年の5年目からかな。新卒で初めて子会社社長になるのは岡本さんという方かな。2000年に新卒へ入社して 2003年に子会社社長になったんだよね。今その方は副社長になってるんだよね。 現在はサイバーエージェント全体の 広告事業の最終責任者でサイバージェント全体副社長になっている。
サイバーエージェントでいうと岡本さんがいたから、飯塚さんも目指せたと思うし、今の新卒はそれを見て目指せるんだって思えると思うのよね。

LayerXの事例は今の新卒がつくる

●サマリ
サイバーエージェントでいう副社長の岡本さん、専務執行役員の飯塚さんを見て今の新卒はそれを目指すことができている。LayerXではここから十数年後に今の新卒からそう言った事例が出てくるかもしれない。

tessy🗣:十数年後にさ、まだLayerXバリバリ活躍してくれたらLayerXの副社長になっているかもしれないよ 。夢はそれで一つで、羽倉くんがさ事例になってくるとサイバーエージェントでいうと岡本さんがいたから、飯塚さんもいたから、新卒はさあそういうの目指せるんだって思えたと思うよね 。だから羽倉くんが副社長になっていて、10年後輩みたいのがあれを目指そうと思えるような存在になる可能性もある。

hagura📝新卒が活躍できる会社という観点でもそうですが、新卒の事例が作れるともちろんLayerXのためになりますし、結果的に世のためになると思います。 もちろん僕をはじめ新卒が成果を出すという前提ではありますが。

tessy🗣:まだ若いしさ社会的にはいろいろね、労働市場自体が流動化していくから羽倉くん自身も起業する未来もあるかもしれないし、LayerXで大活躍し続ける未来もあるかもしれないけど 。
間違いなくLayerX副社長とかで登り詰められたら、社会的な影響力はすごい大きいですよ、 きっと。 サイバーエージェントという偉大な会社を例え話にするとき、 不可能ではないんですよね。

hagura📝:やっぱ自分がどうなるかっていう軸と、もう1つLayerXはそうあって欲しいみたいなのもあって、若い人が登っていけるような会社であってほしいと。それを自分がやらないとっていう使命感もありますね。

私が感じるLayerXの魅力👌

●サマリ
LayerXのミッションや行なっている事業の社会的な意義、また社内人がミッションに則ってそれをここまで体現した行動をしているかという軸で他に同じような会社はなかなかないのではないか。
ここから正しいことをちゃんと積み上げていくと伝説的な会社になるポテンシャルを秘めているのではないか。

tessy🗣:そうそう。サイバーエージェントでいったらさあ、藤田さんがなんか2年後とかに社長を交代するって言っているじゃない。

hagura📝:おっしゃってましたね。記事を読みました。

tessy🗣:で、一世代違う人を選ぶみたいなことも言ってるよね 。福島さんが今34歳とかでしょ。それで仮にサイバーエージェントと同じように考えると、雑な話をしてるし未来は分かんないけど 、羽倉くんくらい年齢の違う人だとさそういうチャンスも将来的にあり得るよね。 基本的には想像つかないと思うけどね、20年後くらいの話だと思うから。

hagura📝:でも最近20年LayerXにいてもいいなって思ってきました。笑

tessy🗣:それはすごいことだね。そう思える環境で働けてるっていうのはすごい良いことだよ。未来のことは分かんないけどさ、なんかそう思えてるのは何でだろう?

hagura📝:思えてるのは、なんか社会的なやっていることの何て言うんですか正しさというか。 社会的意義とプラスそれをミッションに沿って社内にいる人が体現できているかっていう軸で、ここまでできている会社はないんじゃないかなって。

tessy🗣:まあ客観的に言ってもなかなかあれだよね 。このままちゃんと正しいこと積み重ねていくとさ、なんか伝説的な会社になるポテンシャルを秘めていると思うよね基本的にはね。

hagura📝:ちょっと月並な言葉になりますが、本当に頑張ります。

tessy🗣:これ結構いい対談になったんじゃないかな 本の内容にも基づいてるし。

hagura📝:tessyさんのおかげです。ありがとうございました。

終わりに

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本記事の執筆に伴って、お時間をいただきました手嶋さん本当にありがとうございます!
かなり長い内容になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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■ LayerX 採用情報

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■ LayerX LLM Labsについて

弊社では4月よりLayerX LLM Labsを創設しております。
本企画にも参加しているCTOの松本が所長を務め、会社として本気で大規模言語モデルに取り組もうとしております。
ちなにみ本記事も社内のLLMを用いた話者分離のツールを使って文字起こしをしております。(当日ということもあり大変助かった…)

第1弾、第2弾の記事はこちら

次回はLayerXでインサイドセールスで共に働いていて、インターンから新卒で入社された合内くんの記事です。お楽しみに。


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