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伊東純也 ヘンクvsアンデルレヒト第24節(ベルギーリーグ)20210208

ごきげんようkazです。

2021年2月8日ベルギーリーグのヘンクvsアンデルレヒト第24節、伊東純也の動きを評価してみたいと思う。

まずは前半1分。アンデルレヒトのフリーキックだったんだけど、そのセカンドボールをヘンクがひろって伊東に回ってきた。バイタルエリア付近だからここはボールを取られるとヤバイ、って場所でロスト。

近くに味方はいたけど近すぎたし、他の味方は背中にいる。アンデルレヒトのプレスに伊東はちょっとうかつだったかな。

まぁそのあと、パスを狙ってカットに成功したボンゴンダに助けられた。

その後ヘンクはディフェンスからオフェンスへ切り替えるときに精彩を欠きまくってた。最終ラインからのビルドアップで中盤にぜんぜんつながらないんだよね。

パスの精度が低い。中盤にボールがつながらないんだから、もうゲームを組み立てる前の問題。

かといって引いて守って、前線に長いボールを入れてカウンターを狙うかと言えばそうでもないし、今回のヘンクは策が無かったと言わざるを得ない。

こんな展開じゃ伊東純也の持ち味は当然出せない。

さらにアンデルレヒトは攻め込まれたときにラインをかなり引いて守ってたよね。ディフェンスの裏のスペースを消したことで伊東の働ける場所を潰してた。

ボンゴンダ、オヌアチュ、伊東とスピードのある選手が揃うヘンクだからこそ、対策をされたら他の武器で戦うしかなくなる。この展開ならせめてサイドからオヌアチュの高さを生かすプレーへと切り替えた方がヘンクにとっても良かったんじゃないかな。

そうすればディフェンスが横に伸びる。伸びれば中央にスペースが生まれる。伊東の裏へ抜ける技術が生かせたかもしれないね。

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