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『疑う力』を読んで考え直した4つの常識

今回は堀江貴文さん著の「疑う力」を読んで、改めて考え直した4つの常識に対して自分の意見を交えながらここに記録として残しておこうと思います。



1. 人がいないとモノが買えないシステムを壊したい

自分は、店員が商品のバーコードを読み取り、金額を伝え、お客さんがそれに対して現金として紙幣や硬貨を支払うシステムに大学1年生の頃から疑問に思っていました。大学1年生の秋ごろにこの本を読んで、将来は人が介在せずともモノを買えるシステムを作ることに関わりたいと思うようになりました。具体的な例としては、「Amazon Go」などがあると思っています。無人店舗が難しいならば、まずは、対人決済の無い店舗から徐々に作っていけばよいと考えています。しかし、日本では未だにバーコード決済に嫌悪感を抱く人が多いように思います。日本は高齢化社会だからスマホの扱いになれていない人が多い、結果として現金主義の方が多い。という記事をたまに拝見しますが、正直言い訳のようにしか聞こえないと個人的には思います。現在のコロナウイルス渦で、誰が触れたのかも分からない紙幣・硬貨を次々と色んな人が触れていくことは非常に危険だと誰もが理解していることだと思います。そういう面でもキャッシュレス化は非常に重要なことだと個人的には思っています。また、そのような売買に対する行為がなくなれば買い手側も売り手側も他のことに時間を使えます。レジ待ちがなくなれば、買い手側の時間を奪うこともありません。お客さんの都合によってレジに釘付けされることもなくなり、レジ締作業そのものがなくなります。確かに、接客業の仕事から学ぶべきことは多くあることも理解していますが、レジ周りの軽い接客でもお互いにストレスがあるのも事実です。それらを天秤にかけたとき、対人決済の無いコンビニ、スーパー、飲食店等は非常に良いと思っています。そういうことを踏まえて、自分の将来関わりたいことが見つけれたこの本は良かったです。


2. 働かないとお金は貰えないのだろうか?

この本には堀江さんのベーシックインカムに対する持論が述べられています。自分が初めてベーシックインカム制度を知ったのは、高校三年生の頃でしたが当時はその制度がどういう影響を与えるのかまでは知りませんでした。しかし、この本を読んでからは「働かなければお金を得ることはできないのだろうか」と疑問を抱くようになりました。最近では、コロナウイルスにより働きたくても働けない環境となることも多く、学生に限らず、その他大勢の方が生活費の減少に苦しんでいます。しかし、ベーシックインカム制度で皆に一律で最低限の費用を渡し、+αで働きたい人が働く世の中があれば、お金のために働くという考えもなくなると思います。ただし、解決しなければならない課題が沢山あることも分かっています。消費税、年金、国民の意欲の問題などまだ自分が知らないだけで多くの課題があることは間違いないと思います。ここは追々自分でも更に深堀りして調べたいなと思っています。ですが、少なくとも「お金を得るために働く」という以前の自分の考えに疑問を持たせてくれたのは間違いないです。


3. パクってアレンジする

自分はパクるだけは良くないと思いますが、パクってアレンジするのは良いと思っています。「0を1に変えるのが大事」、「1を10にするのが大事」という文章はよく見かけますが、「1をⅠ(ギリシャ数字)に変える」と自分は勝手に解釈しています。というのも、中々何もないことから1を生み出すことは難しいですし、仮に生み出したとしても時間がかかる、もしくは、多くは生み出せないと思います。そうではなく、元々あるものを自分なりの色に改善して別のものを生みだしていけば、新しい分野を生み出すきっかけになると思います。また、アイディアや意見を多くの人に対してオープンにすることで、様々なフィルターにかけられ、自分のアイディア・意見により磨きがかかることもあります。ここは、パクることは「悪」ととらわれがちな常識に対して疑問を持てたセクションでした。


4. 大学に4年間通う意味はあるのだろうか?

このセクションで自分が考えたことは、「確かに4年間という期間を奨学金を借りてまで学士号を取ることに費やし、中途半端な知識のまま社会人になるのなら、それは勿体ない。でも、学部での4年間では中途半端な知識しかつけれないのだろうか?もし、4年間で他の学生より深く調べ、勉強すれば学部卒でも認めてくれる場所があるのではないだろうか。」ということでした。まだ、大学2年生の途中ですが、自分は大学に通ってよかったと思っています。元々、高校生の頃とは進みたい方向が異なった大学・学部に進学したため、最初は何をしようか決めていない宙ぶらりんな状態でした。しかし、今は興味のある分野が見つかり、自分の「現時点での」関わりたいことも発見できています。大学は勉強だけをすればよいとは、個人的に思っていません。アルバイトで社会勉強すること、面白い友人を作り、人間関係から学ぶこと、その他沢山あると思います。正直、自分に対して起きることは全て意味があると思っています。なので、意味があるのかと聞かれたら、意味があったと言えるように、日々楽しく行動していくことが重要だと思います。勿論、遊ぶことも大切だとは思います。でも、せっかく4年間も大学生活を送るわけなので、自分のトライしたいことにはどんどん挑戦しないとな、と最近感じるようになりました。その点でもこの本を読んで良かったなと感じています。


以上が、「疑う力」を読んで自分が考え直した4つの常識でした。読んでいただき、ありがとうございました。

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