続・ドイツで片頭痛と付き合う
前回の続きです。
さて、その後ちょっと落ち着いたので病院に行きました。
目的はもちろん片頭痛の薬を処方してもらうためです。
(ドイツの病院については書きたい事が沢山あるのでまた次回)
さて、ドイツのホームドクターのところに行きました。
「片頭痛持ちなので、スマトリプタンを処方してください(英語)」
助かることに、お医者さんは英語が喋れるドクターでした!
「了解。以前脳の検査とかはした?」
「MRI撮りました。とくに問題なかったです」
「では、処方するよ。50㎎と100㎎どちらが良い?」
(選べるの?!)
「50㎎で良いです。日本でも50㎎です。アメリカは100㎎でしたけど」
「じゃあ、50mg処方するね。月何回くらい片頭痛ある?」
「4~5回ですかね」
「了解。それ以上になったら教えてね。そしたら専門医に行った方がいいから」(この考え方も日本、アメリカと全く同じ)
「分かりました」
「薬がなくなったらメールか電話してくれたらすぐに処方箋書くから」
「ありがとうございます!」
「ではお大事に~」
ともかく、話が速い。
アメリカよりも日本よりも速い。
そして運が良かったのか、とてもフレンドリーな先生だ(涙)。
初めてドイツの病院行くからオドオドしてたけど、助かった。
先生ありがとうございます。
ちなみに、持病で同じ薬が定期的に必要な人に対してはリフィルというシステムがある。アメリカは1年分くらいのリフィルをお医者さんがくれるので、無くなると薬局に行けばよかった。
ドイツでは通院しなくとも、処方してくれるらしい。これは助かる。
日本ではリフィルのシステムが無く、10錠の薬がなくなる度に病院に行く必要があった。これはとても不便。結局2カ月に一度、時間をとって病院に行く必要があった。
ドイツとアメリカは合理的だ。
さて、処方箋をもらい、近くの薬局に行った。
処方箋を出すとすぐに薬をくれた。話が速い。
「お薬手帳はお持ちですか~」とか
「初めての方はこの用紙に記入を~」とか、
そういうのは全くない。(日本のあれは本当に面倒)
料金は、12錠で5ユーロ。
つまり、1錠が40セントくらい。約59円だ。
これは日本と比べても、アメリカと比べても、かなり安い。
日本とアメリカは100~130円くらい。
やっぱり ドイツの社会保障は強かった。
税金払いまくってる事だけはある!
そしてなにより、病院は完全に支払いゼロだった。
これはすごい。体験したことが無い。
ドイツの強さを垣間見たきがした。
(ひょっとしたら薬も無料かと思ったけど、さすがにそれはそうではないみたいですね)
片頭痛持ちの私でも、ドイツで平和に暮らしていける気がした。
よかった。
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